原油価格の値動きから2019年の燃油サーチャージを予想してみる

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こんばんは、ごった煮です。

昨年末に2018年の燃油サーチャージについて予測を書いて大ハズレでした。

めげずに今回も予想をしてみたいと思います。

昨年の記事はこちらをどうぞ。

www.negi-nuki.com

 

    =目次=

 

今年の原油価格の動向

原油価格代表的な指標のWTI原油価格は年初の1バレル=60ドル程度から徐々に上昇し始め、10月3日に76.41ドルまで上昇しましたが、ここをピークに直近では45.88ドルまで下落しました。

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年初来で24%、10月高値からだと40%の下落率。

要因としては、米中貿易戦争の影響による中国経済の減速と原油需要の低下、また、10月までの原油価格上昇で米国での原油生産が増加したことなどが考えられます。

 

 

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そして、シンガポール市場で取引されるシンガポールケロシンは同じような動きをしていますが、WTI原油と比べると上昇も下落も緩やか。

また燃油サーチャージの適用基準となる2ヶ月平均値はスポットの価格から遅れるため下落するのはまだ先になりそうです。

現在、クアラルンプール線の場合は往復で13,000円のサーチャージ額となっていますが、すぐには下がりそうにありません。

 

来年の原油価格見通し

12月上旬の産油国会合であるOPECプラスで、年明け1月から日量120万バレル規模の減産を実施することで合意しました。

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期間は6か月となっていますが、今年3月の減産期限は延長されたことから、延長されるものと考えるのが妥当。

需給バランスとしては、世界的な景気減速の懸念によって1‐3月期は供給超過となるものの、その後減産効果で徐々に需要超過へ向かうと思われます。

 

2019年の燃油サーチャージは

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10月以降の原油価格下落が2ヶ月平均値へ反映しだすのが12月~1月の平均値になりそう。

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なので、2月中旬~下旬頃発表される4月~5月発券日分が「ゾーンB」へ下がり、その後は徐々に上昇して年末には現在と同じ「ゾーンD」と予想します。

 

今回の見通しも全く自信も根拠もありません。

来年にはどうだったか分かると思いますのでハズレても笑って許してください。

 

 

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