ビットコインって何?という方にビットコインの基本と最近の急騰について説明します

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こんにちは、ごった煮です。

最近ナウなヤング(死語)に話題のビットコインについてです。

すでに持ってますとか、儲けていますという方にはご存知の内容と思いますので、おさらいまで。

 

~目次~

 

昨年後半に急騰したビットコイン

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2017年に様々な資産のうちで最も際立った値動きをしたのが「ビットコイン」。

特に昨年末には様々な「ビットコイン」が軒並み急騰しました。

そこで「ビットコイン」についてまとめてみます。

 

ビットコインとは

一言でいえば「仮想上の通貨」です。

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通常の通貨(日本円など)が国家の信用を裏付けするものであるのに対し、管理者(日本銀行など)がおらず、コンピューターネットワークの台帳で管理されます。

利用者間の信用によって成り立ちますので、受け手が信用すれば実際の商取引でも利用可能。

史上初めての商取引は、2010年5月22日に米フロリダでピザ2枚を1万ビットコインで購入したものといわれ、その日は「ビットコイン・ピザ・デー」と呼ばれているそうです。

ちなみに「ビットコイン」は史上初の分散管理型仮想通貨として発明された一通貨で、分裂によって様々な通貨が生み出され、それらの総称は「アルトコイン」と呼ばれます。


仮想通貨の種類

ビットコインを含め仮想通貨の主なものは以下の通り。

名称、17年上昇率、特徴の順
●ビットコイン 1,200%超(12倍)

「サトシ・ナカモト」という人物、またはグループが論文で紹介、09年1月にリリース。採掘(マイニング)によって発行される、史上初めての分散管理型仮想通貨。

●イーサリアム 約9,200%(92倍)

ビットコインと異なり、イーサリアムの主目的は「スマートコントラクト(電子上の合意)」の実現にある。イーサリアムの台帳は、取引履歴のほかに契約内容も保存できる。

●リップル 約35,000%(350倍)

12年に誕生し、直近の時価総額は917.9億ドル。UBS銀行やサンタンデール銀行などが決済技術として利用中。17年11月にはアメリカン・エキスプレスがリップルを使った新たなブロックチェーンの決済システムを立ち上げ。

●ネム 約29,000%(290倍)

誕生は15年で、P2Pの仮想通貨プラットフォーム。主に日本の金融機関や企業などが実験している商業用ブロックチェーン技術「mijin」に使われている。

●ステラ 14,000%近く(140倍)

14年初めにリリースされ、17年の上昇率は第3位。同年10月にはIBMと決済速度向上に向けて提携。

●ダッシュ 約9,300%(93倍)

当初Xコインの名前で14年初めに登場し、15年3月からダッシュに改名。ビットコインの決済が確定まで最大10分かかるのに対して、数秒で完了する取引の迅速性を持つ。

●ライトコイン 約4,800%(48倍)

11年10月に登場し、性質はビットコインとよく似ている。コインマーケットキャップのデータによると、時価総額は主要仮想通貨中で第6位。

●カルダノ 3,000%近く(30倍)

14年に生まれ17年10月からビットトレックスで取引が始まった。それから3か月で時価総額は186億ドルを超え、主要仮想通貨第5位。

●ビットコインキャッシュ 500%超(5倍)

ビットコインから17年8月に分裂。ブロックサイズを8MBに拡大し、処理速度を向上させた。

 

ビットコイン取引が拡大した要因

17年8月の「Segwit(Segregated Witness:ビットコインの取引データのうち、署名を分離して別の領域に格納する)」といわれています。

このことにより、①セキュリティ強化、②データサイズ縮小、③手数料削減が図られ使い勝手が増したとみられます。

また、1年ほど前までのビットコインは中国における資本規制を回避するための逃避先としてメイン市場は中国、主たる保有者は中国の富裕層とされていましたが、当局による監視強化と取引規制への懸念により、ビットコインを米ドルや日本円に換金、その後ビットコインを再取得する手段が取られたことも一因といわれています。

 

よく耳にするマイニングとは

仮想通貨を入手する主な方法としては、①円やドルなどと交換、②仮想通貨のマイニングとなります。

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マイニングとは仮想通貨の新規発行のことを意味します。

コンピューターネットワークで行う取引において、二重払いや不正を防ぐため、取引履歴のデータの整合性を取りながら承認・確認作業を行い台帳に追記していく作業のこと。

鉱山で金などを採掘することになぞらえてマイニングと呼び、作業する人をマイナーと呼びます。

この作業に1番最初に成功したマイナーに報酬が支払われ、仮想通貨の新規発行はこの場合でのみ行われます。

 

日本の仮想通貨取引所

最近はTVのCMも見かけるようになりましたが、現在日本にある取引所はこんな感じ。

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まとめ

やはり通貨として考えると、国家の信用が裏付けにないことがあって何となく気持ちが悪い気がします。

そして、最近の急騰劇ははっきり言ってバブル(しかもスーパーバブル)ですが、北朝鮮や中東の地政学リスク、金融危機、通貨不安などが起こり得るうちは上がり続けるとも思います。

14年のマウントゴックス事件のような取引所の破綻(というより詐欺)でなく、仮想通貨自体のデフォルトが起これば本格的に規制が強化されるのでは。

 

ご注意ください

ビットコインの購入や投資はあくまで自己責任で行うものとなります。

この記事はビットコインへの投資を推奨するものでも、一部の仮想通貨や取引所をオススメするものでもありません。 

 

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