こんばんは、ごった煮です。
夏休みを早々に取ったため今後の目標を見失っていますが、イスタンブール乗り継ぎの続きです。
前回の記事はこちらをどうぞ。
~目次~
ツアーイスタンブールの申し込み
イスタンブール空港でターキッシュの国際線を乗り継ぐ場合に申し込み可能な「ツアーイスタンブール」ですが、主な条件は下記の通り。
1.乗り継ぎのインターバルが6時間以上24時間以内
2.ホテルサービスとの併用は不可
3.ツアースケジュールは①8:30~11:00、②9:00~15:00、③9:00~18:00、④12:00~18:00、⑤16:00~21:00の5パターン
4.申し込みは各ツアーの開始30分前まで
5.乗り継ぎ便の出発時刻により参加できるツアーが確定、今回の我々は19:20出発の便だったため②のツアーに割り当て(19:30以降出発の便だと③になりました)
6.ツアーガイドは英語のみ
7.ツアー中は食事も含めてすべて無料(ここ重要)ですが、ホームページの写真のようにエレガントではない
ホテルデスクで乗り継ぎ便の搭乗券を預け、集合の際にツアー参加者を示すシールと一緒に返却されます。
その際、乗り継ぎの行き先と氏名で呼ばれるので聞いていると結構なじみのない都市名が聞けて面白い。
我々が参加した②と③のツアーは15時まで同じスケジュールなのでかなりの参加者数です。
ツアーイスタンブールの注意点
ガイドに引率されてターミナルを出るとバスが待機しているのでめいめい乗り込み、決まりはありません。
参加した金曜日の②のツアーは朝食~ボスポラスクルーズ~昼食までで、このツアーだけがモスクも博物館も行きません。
一緒に出発する③では昼食の後にブルーモスクなどに行くようです。
出発してすぐツアー中の注意事項など説明がありますが、食事付きのためベジタリアンかとかの確認があります。
イスラム教のハラールの確認はされません、というかトルコなので不要。
食事や観光の後でバスに乗り込む際は同じ席に座れるとは限らず、ぐずぐずしていると補助席になったりするので注意です。
レストランで用意される席数も参加者数分なので、躊躇していると空席を探してウロウロすることになります。
手荷物のうちキャリーバッグなど比較的大きめのものは、レストラン近くの(恐らく)ツアー会社の事務所で預かってくれます。
朝食はこんな感じ
空港を出発するとヨーロッパとアジアを隔てるマルマラ海沿いに市街地へ向かいます。
旧市街の歴史地区に入っていきブルーモスク近くの「Tamaraレストラン」へ入店。
団体客御用達なのか1階のキッチンには同じ小皿料理がずらっと並んでいました。
用意されていた朝食は卵、サラダ、チーズのワンプレートと、パンはバスケットから取り放題。
レストランの近くにアリババの墓を発見しました。
クルーズに出発
クルーズ船はガラタ橋近くのターミナルで乗船、隣の同型船には結婚式の飾りが付いていました。
アジア側に立つ「ガラタ塔」を見ながら「ガラタ橋」を通過しボスポラス海峡へ、まずヨーロッパ側の沿岸を進みます。
「ドルマバフチェモスク」と後方の高層ビルはリッツカールトンも入る「SUZER PLAZA」。
オスマン帝国の王宮「ドルマバフチェ宮殿」。
「チュラーン宮殿」はケンピンスキーホテルとなっています。
第1ボスポラス大橋の手前に「オルタキョイモスク」。
第1ボスポラス大橋は2016年に「7月15日殉教者の橋」に改称されました。
救助艇「NENE HATUN」は露土戦争の国民的英雄(ヒロイン)の名前から。
第2ボスポラス大橋の手前に「ルメリ・ヒサル」、東ローマ帝国の首都コンスタンティノープル攻略の頃の遺跡。
第2ボスポラス大橋を越えてUターン、アジア側沿岸を戻ります。
左が「ギョクス宮殿」、右の「クレリ士官学校」は2016年のクーデター事件で閉校となり、グーグルマップでも検索できません。
アジア側は避暑の別荘地帯で、そのメインが夏の離宮だった「ベイレルベイ宮殿」。
ユスキュダル沿岸の「乙女の塔」を見ながらターミナルへ戻ります。
クルーズ中はガイドがアナウンスや、ボスポラス海峡の伝説であるゼウスとイオの不倫の話などしてくれますが、誰も聞いていません。
レストランに戻って昼食
夏のイスタンブールは湿度は高くありませんが、本当に暑い。
特にクルーズ船ではデッキにいたので、直射日光を浴びてクタクタです。
バスで朝食と同じレストランに戻り昼食、初めてのトルコ料理。
前菜のサラダと豆のスープ、サラダは酢が効いていて酸っぱかった。
トルコといえばケバブ、羊肉と鶏肉。
その後預けていた荷物を受け取り、②のツアー参加者のみのバスで空港へ戻りました。
イスタンブールは間もなく新空港に移る予定なので、今後のツアーがどのようになるか分かりませんがまた参加してみたいです。