こんばんは、ごった煮です。
カタール国はアラブ諸国からハブられていますが、カタール航空はワンワからハブられずに済みそうで何よりです。
それにしてもカタール航空は評判通り素晴らしかった。
世界一と評判のカタール航空に搭乗
いつも参考にしているDangan_Luckyさんのブログ「弾丸トラベルは怖くない!」で、ヘルシンキ発券が安いと紹介していたので思い切って購入。
購入するときは手が震えました。
SKYTRAXのエアラインランキングでは最新の2018年は2位、遡って11年、12年、15年、17年が1位、それ以外の年もすべて2位と他社の追随を許さないレベルです。
初カタール航空はヘルシンキからドーハ
【QR302】
型式:Airbus 330-202
登録番号:A7-ACJ
離陸:16時57分 EET HEL22R
着陸:00時03分 AST DOH34L
まずは、ヘルシンキ・ヴァンター空港の指定ラウンジ「ASPIRE LOUNGE」へ。
日曜午後の時間なのに加え、プライオリティ・パスや有料での利用もできるため混雑していました。
また非シェンゲンエリアであるドーハ行きは、32番ゲート近くの出国審査も必要なため早々に退出。
それでもゲートに到着するとすでに搭乗客でごった返していました。
最近やけに沖留めが多い気がする。
ビジネスクラスは2-2-2配列のライフラット仕様でパーテーションは可動式。
ブランケットがもはやフカフカの毛布のようで豪華です。
ウェルカムドリンクのシャンパン。
シャンパンにロゼがあるなんて知らなかったので、注文のときによく分からない受け答えをしてたと思いますが、CAさんが気を利かせてくれました。
靴下入りのアメニティキットはありますが、スリッパはなかったので自前で用意。
機内食は離陸前にメニューのオーダーといつ食べるかなど聞かれ、特に希望を言わないと水平飛行に移った後の一般的なタイミングになるようです。
食前のドリンクに、おつまみの温めたナッツ。
コースで順番にサーブされ、アミューズから食事開始。
アペタイザーは青りんごスライスに乗せられたホワイトフィッシュ、サケ科の淡水魚のスモークです。
ごった煮のメインはコッドフィッシュのサヤディッシュで、鱈を使ったナシゴレンとかビリヤニ的なもの。
にゃーさんが選んだのは、鶏むね肉のグリル。
デザートのアイスクリーム。
にゃーさんはアップルパイを注文しました。
機内食でこんなに美味しいと思ったのは初めてで、特にパンの美味しさがもう格別。
この後優雅に映画を観ながらワインなどと思っていましたが、フカフカ毛布で睡眠の誘惑には勝てませんでした。
もはやファーストクラスのような優雅さ
【QR806】
型式:Boeing 777-3DZ(ER)
登録番号:A7-BEU
離陸:02時39分 AST DOH16L
着陸:17時38分 JST NRT34R
ハマド国際空港の乗り継ぎで2時間程の予定でしたが、ドーハ着に30分ほど遅延し保安検査も渋滞でした。
特に保安検査ではちょっと空いた列に並び直したりして、結局一番遅くなるというパターン。
アルムルジャラウンジは広すぎて、中の様子を見るのに一回りしただけで結構な時間になっていました。
搭乗が始まり、噂に聞いていた新ビジネスクラス「Qsuite」にご対面。
1-2-1のスタッガード配列で、前向きの席は通路側に座席の仕様です。
写真では分かりづらいですが、これが窓際の後ろ向き席。
にゃーさんの前向きの座席からの様子。
各シートには個室のようになる引き戸があって、もはやビジネスクラスの概念を超えています。
エロチックピンクの照明。
サイドテーブルのところにシートの操作パネルと電源などがまとまっています。
やはりウェルカムドリンクにはシャンパン、スパークリングではありません。
担当CAさんから挨拶があって、機内食のアペタイザー、メイン、デザートのオーダーも聞かれ出発。
アメニティキットはケースのデザイン以外はヘルシンキ発と同じ。
長距離路線のためパジャマとスリッパのセットも。
スエットの上下セットはそのまま持ち帰りできます。
機内食はやはりアミューズから始まります。
パンは無意識に手が出てしまい、ハッと気づいて撮影。
アペタイザーがエビのマリネ。
今回のメインにはリコッタチーズのラヴィオリと洒落こんでみました。
この後はデザートがあったはずなのに、覚えてない。
にゃーさんはフォンダンショコラを食べたそうで、激ウマと言ってました。
深夜発で成田までの飛行時間は約9時間ですが、東行きのため寝てもすぐに夜明けます。
映画など観ていても退屈しませんが、飛行ルートがほぼ大陸上を通りフライトマップと地上の景色を見比べることができてこれが楽しい。
飛行中のエンジンを前から覗き込めるのはなかなかない経験です。
朝食にフルーツとヨーグルト。
そして、コーヒーを頼むごとにゴディバのチョコやクッキーなどを持って来てくれるなど大盤振る舞いです。
今回カタール航空に初めて搭乗できて、天然ガスなどのオイルマネーによるセレブ御用達航空会社の実力をまざまざと見せつけられました。
後半は最新のA350-1000でドーハへ向かい乗り継ぎでヘルシンキへ、これも非常に楽しみでなりません。