こんばんは、ごった煮です。
リスボン観光の後篇です、2日半の滞在では回りきれませんでした。
前編はこちらからどうぞ。
~目次~
ベレン地区の最大の目玉ジェロニモス修道院
外観を眺めるだけで終わった「発見のモニュメント」に続いて、ベレンの塔も外から見るだけ。
開場前だったのでそのまま並んで待つ選択肢もありましたが、この後の観光予定から諦めました。
手前にあるのはベレンの塔の模型、目の不自由な方が触って塔の形を確かめるためのもの。
そして、ゴテゴテした装飾とツンツンした屋根が特徴のジェロニモス修道院へ。
いくつか入場待ちの行列が出来ていますが、リスボアカードで入場する列は最も長く並んでいます。
直射日光を浴びながら待つこと40分ほどで入場、現地ツアーなどであればもう少し早く入場可能。
ちなみに有料なのはサンタ・マリア教会の回廊と中庭、教会の一階の見学のみであれば無料です。
入ってすぐ中庭。
回廊を1階、2階とも回ります。
そして聖人ジェロニモスの肖像画の展示。
教会の2階は回廊から入るので有料です、一階に戻って今度は教会に入ります。
入ってすぐのところにヴァスコ・ダ・ガマの棺と反対側にはカモインスの棺、ポルトガルの誇る2大巨頭です。
教会内の装飾には3か所のロープをつかむ手があるそうで、見つけられたのは2つ。
元々は航海の安全を祈って彫られたそうですが、今は触るといいことがあるがあるといわれています。
宇宙人の彫刻も見つけました、ご利益は不明。
乗るだけのケーブルカー
お昼近くになったので中心部へ移動してリベイラ市場を探検。
市場から裏手に出た先にはビッカのケーブルカー乗り場がありますが、最初見過ごしました。
カード読み取り機は車内でなく入り口のすぐ脇。
発車時間も決まっているのかどうか、観光客が集まったところで出発します。
テージョ川を見下ろす坂を上っていきます。
上の終点に着いても特に何もなく、28番線のトラムが通る道路。
非常に絵になる光景ですが片道5分程度で3.7ユーロ、リスボアカード利用でなければ乗らないかも。
先端マニアの集まるロカ岬
ロカ岬へはCPカスカイス線でカスカイス駅へ、こちらもリスボアカードで乗車可。
リゾート地カスカイスの海岸線を眺め、ロカ岬を経由してシントラへ向かうバスに乗ります。
バスターミナルはショッピングセンター「カスカイスヴィラ」の地下。
キップはバスの運転手から購入し乗車、40分くらいで到着します。
一本逃すとすることがないので、着いたらすぐ帰りのバスの時間も確認。
まず、ロカ岬の観光案内所で到達証明書を発行します。
料金は11ユーロ、名前は連名でもOK。
先端マニアがわらわら集まっていきます。
ついにユーラシア大陸最西端へ。
雰囲気としては伊豆の石廊崎や石垣島の平久保崎、御神崎みたい。
カスカイス駅へ戻ってきました、この駅は実はユーラシア大陸最西端の駅。
ポルトガルの名物といえば
ベレンに泊まる理由の一つだったのが「パスティス・デ・ベレン」のナタ。
ジェロニモス修道院の近く、トラムが通る大通り沿いにあります。
持ち帰りで購入してホテルへ向かったら、ウェルカムスイーツとして部屋にも置かれていました。
イワシの丸焼きはアルファマ地区のレストラン「カルヴェイロ」で食べました。
リスボン大聖堂の前を28番線トラムで上り、カルサーダ・サン・ヴィセンテの停留所からすぐ。
何だかやけに美味しくて滞在中に再訪したほど。
ごった煮は焼き魚は基本的に頭まで食べるので、同じように食べたらキッチンのおばさんが驚いて見ていたそうです。
頭やワタの苦みとスッキリとしたヴェルデワインとの相性は素晴らしい。
食べ終えて店を出ると、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ修道院のライトアップがきれいでした。