こんばんは、ごった煮です。
メキシコシティの観光に充てられるのが2日くらいだったので、どうしたらテオティワカン遺跡に効率よく行けるかということで予定を立てました。
前回の記事はこちらをどうぞ。
月のピラミッド
太陽のピラミッドから月のピラミッドに向かう死者の道です。
手前の道端のおじさんはお土産に黒曜石を勧めてきます、しかも「コクヨウセキ、ヤスイヨ」と日本語で。
途中に色が残るジャガーの壁画。
ここでも主の犬が見回りにやってきました。
月のピラミッドは左右完全対象の建造物で、途中の祭壇まで登れるようになっています。
ここから見たのが最もテオティワカンっぽい眺め。
太陽のピラミッドが後ろの山と同じ輪郭をしているのが分かります。
よく見ると修復の跡なのか、足元からワイヤーが見えました。
ケツァルパパトルの宮殿
月のピラミッドから第3ゲートの方に向かうところにケツァルパパトルの宮殿があります。
それぞれの柱にはケツァルの彫刻、実際の「ケツァル」は中南米に生息し、世界一美しい鳥といわれます。
ケツァールとは - goo Wikipedia (ウィキペディア)
ジャガーの宮殿
続いてジャガーの宮殿。
ケツァル鳥の羽を纏い、巻き貝を吹くジャガーの壁画があります。
このあたりから前を進んでいたガイドツアーの一団の後にくっついて進みます、狭いので追い越せない。
柱には花の彫刻、家紋の木瓜紋にも見える。
羽毛のある貝の彫刻、これが先ほどジャガーが吹いていたもの。
コンゴウインコの壁画は色鮮やかなものが多く残っています。
ケツァルコアトルの神殿
ケツァルコアトルの神殿は、シウダデーラと呼ばれる城塞に建っています。
この神殿前の広場は10万人を収容可能といわれていますので、最盛期当時の住民ほとんどが集まれるレベルということになります。
ケツァルコアトルの神殿は正面が覆い隠されているので、乗り越えた先が神殿。
羽毛の蛇であるケツァルコアトルの頭部は全部で260個。
260というのはメソアメリカ地域で使われていた暦の日数なので、カレンダーに関連があると考えられています。
雨神トラロックに見えますが、時の神シパクトリという説も。
ここにも巻貝の彫刻が施されています。
テオティワカン遺跡見学のスケジュール
今回、出発から帰着までのスケジュールはだいたいこのような感じ。
朝一番で行った方が混雑に巻き込まれず、ピラミッドに上るのに行列せずに済むのは本当でした。
帰りのバスではお約束の、ギターを持って歌いだす人がいました。
テオティワカン遺跡は、直前にスマホを忘れてきたのが大したことなく思え、スマホ1台くらいどうでもよくなるくらいの雄大な景色と、神秘的な雰囲気が最高でした。