こんばんは、ごった煮です。
八戸の根城続いて青森・南部地方旅行から三沢航空科学館の紹介。
八戸を中心とする地域の呼び名「三八地域」の三は、三沢市の三ではなく三戸町の三のことだそうです。
前回の記事はこちらをどうぞ。
三沢市大空ひろば
F-16A
愛称ファイティングファルコン。
米空軍のマーキングなどは消去され、インテークなども塞いであります。
ちなみに米空軍三沢基地で運用されているのはF-16CJで、F-16Aが配備されたことはなし。
ロッキード・マーティン社の傑作機で、未だにF-35より汎用性の高いF-16を求める国が多いみたい。
F-104J
愛称スターファイター、ですがライセンス生産したのが三菱重工で機体の形状から「三菱鉛筆」とも。
コクピットに搭乗体験ができますが、乗り込むのに座席を踏むので申し訳ない気になります。
航空自衛隊の退役後は無人標的機UF-104Jに改修されたり、増槽はF-4などの後継機に流用されるなどやはり名機。
T-33A、T-2、F-1
航空自衛隊でも運用された練習機のT-33Aから、日本で開発されたT-2高等練習機とT-2ブルーインパルス仕様、その発展型のF-1支援戦闘機。
特にF-1は三沢基地所属の第3飛行隊の特別塗装機でした。
UP-3A
那覇空港でよく見かける海上自衛隊の対潜哨戒機「P-3C」と同じ、「ロッキードP-3オライオン」の派生型。
ソノブイ射出口や尾のようなMADブームなど対潜装備が除去され、輸送機に改造された機体です。
米軍からは「貸与」されている機材のためか、国籍マークや機体レジ番など塗装は使用時のまま。
F-4EJ改
愛称ジャパニーズ・ファントム。
ごった煮は米F-14トムキャットの次に好きな戦闘機で、各国に輸出され派生型も数多いですが、このF-4EJ改か偵察型RF-4EJが特にお気に入りです。
元々のF-4ファントムⅡは初飛行が1958年と上のF-104Jと同じ年。
F-4EJの1番目の飛行隊で、最後までF-4EJ改を運用した航空自衛隊第301飛行隊が三沢基地に移駐したのは何か因縁を感じます。
屋内展示と科学ゾーン
見学に行ったこの日は風が強くて結構寒かったのと、日の入りも早くて屋内に早々に入りました。
色々なアトラクションの科学ゾーンと、日本エアコミューターで実際に使用されたYS-11などが展示された航空ゾーンで構成されています。
ただ、田沢湖から引き揚げられた旧陸軍一式双発高等練習機と、原寸大の零戦二一型の展示は終了していたのが残念。
見学に行った直後、12月から展示リニューアルのため休館となっています。