こんばんは、ごった煮です。
三沢航空科学館に続いてミリタリー関連で海上自衛隊呉基地の艦艇見学です。
前回の記事はこちらをどうぞ。
【目次】
呉中央桟橋ターミナルで受付
海自の資料館「鉄のくじら館」を横目に受付へ。
受付の脇にあるお知らせボードで本日の入港艦艇が分かります。
DDH-184かが
手前のAMS-4304げんかいと比べると大きさが段違い。
型名:いずも型護衛艦
艦艇記号:ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)
基準排水量19,500トンの海自史上最大の艦艇、旧海軍の航空母艦「加賀」に続く二代目、「加賀」が戦艦からの改修で分厚い装甲を持つため基準排水量は異なる(38,200トン)が、全長が共に248mなどサイズ的にはほぼ同じ。
2021年度末からの定期検査で改修を行いF-35B戦闘機の搭載を予定していましたが、2026年度に延期されました。
LST-4001おおすみ
型名:おおすみ型
艦艇記号:輸送艦(LST)
1998年に自衛隊で初めて空母型船型を採用した基準排水量8,900トンの運送屋、艦名は大隅半島より。
自衛隊の車両や輸送用ヘリに加え、船尾のウェルドックではエアクッション艇LCACが輸送できます。
災害派遣などでも能力がフルに発揮され、艦内での入浴など生活支援の実績も。
TV-3508かしま、TV-3518せとゆき、TV-3520はたかぜ、TV-3513しまゆき
型名:かしま型(かしま)、しまゆき型(せとゆき)、はたかぜ型(はたかぜ)
艦艇記号:練習艦(TV)
呉基地練習艦隊の旗艦である「かしま」は旧海軍の香取型戦艦「鹿島」、練習巡洋艦「鹿島」から受け継ぐ艦名。
「おおすみ」と並んで停泊していた「せとゆき」と「はたかぜ」、ともに当初護衛艦として就航し後に練習艦に種別変更されて練習艦隊に編入されました。
奥に艦番号3513だけ見えるのがしまゆき型練習艦の「しまゆき」、これで練習艦隊は勢ぞろい。
手前の艦番号4203はくろべ型訓練支援艦(ATS)「てんりゅう」で護衛艦隊に所属です。
DD-106さみだれ、MST-464ぶんご
型名:むらさめ型(さみだれ)
艦艇記号:汎用護衛艦(DD)
旧海軍の駆逐艦で太平洋戦争の主要な戦闘に参加した「五月雨」の名を受け継ぐ護衛艦。
型名:うらが型(ぶんご)
艦艇記号:掃海母艦(MST)
艦名は豊後水道より、呉基地の第3掃海隊の司令艦。
世界中のタンカー乗りから大絶賛される海上自衛隊の掃海業務を担っています。
DD-113さざなみ
型名:たかなみ型
艦艇記号:汎用護衛艦(DD)
旧海軍の駆逐艦「漣(初代)」、「漣(二代目)」に続く三代目、艦名は微風などにより海面に立つ小さな波から。
海上自衛隊の護衛艦として初めてシステムに民生品が採用されており、イメージキャラクター「漣 太郎」がいます。
AOS-5202はりま
型名:ひびき型
艦艇記号:音響測定艦(AOS)
荒天時にも艦の安定と探知効率を保つため双胴船型の形状をしています。
潜水艦の探知のための曳航ソナーを備え、能力や運用などは機密扱い。
呉基地第1潜水艦群
潜水艦については全く詳しくなく、艦名も艦番も無いので外見での判別も出来ず、どれがどの艦かとか分からないのが残念。
最も簡単なのは隊員さんの識別帽を見るくらいだそうです。
型式は何とか見分けがつき、X舵がそうりゅう型で十字舵がおやしお型。
夕呉クルーズ
夕呉クルーズのクライマックスは、日没時に隊員が日章旗と自衛隊旗を降下するのを見ること。
自衛隊旗はラッパ手の「君が代」に合わせて降下されます。
船着き場に戻ってきてクルーズは終了です。
2021年に入ってからの新型コロナウィルスの感染拡大・緊急事態宣言発令により、1月18日から2月10日まで全便運休となっています。
クルーズ中は艦艇などの説明のアナウンスがあるので、にゃーさんのように特に興味なく、詳しくない人でも十分楽しめたようです。