こんばんは、ごった煮です。
すでに記事を書いているように、スーパーGWは特典航空券でメキシコ合衆国に行ってきました。
「哀れメキシコ、天国から斯くも遠く・・・」とは19世紀のディアス大統領の言葉ですが、そんなことはなく非常に明るく楽しいところでした。
前回の記事はこちらをどうぞ。
最長飛行路線
今回搭乗するNH180/179便の区間距離は7,003マイル(約11,270km)となっています。
2019年現在の最長飛行路線は、昨年再開されたシンガポール航空のシンガポール=ニューアーク便で距離が9,529マイル(約15,335km)。
なおこれは大圏距離のもので、エアインディアのデリー=サンフランシスコ便などは7,693マイル(約12,380km)ですが、偏西風を利用して日本付近から太平洋上を東向きに飛行することがあり、その場合の道のり距離は15,200km程度になることがあります。
我が国の航空会社ではかつて、JALに成田=サンパウロ便がありましたがニューヨーク経由だったため、ANAのメキシコシティ便は直行ノンストップ便として最長路線となっています。
搭乗ゲートまでが遠い
カウンターで搭乗券を発券してもらうと、出発が58番ゲートなので第5サテライトのANAラウンジから10分くらいかかりますと教えられました。
これまで修行も含めアジア地域に向かうことが多く、40番台のゲートがほどんど。
なのでこの付近のゲートを利用するのは初めて、最近できたのかと思うほどきれいかつ、がらーんとした感じでしたが2016年の供用開始でした。
このままゲートが増設され延びていくと第1ターミナルと連結されます。
ちなみに、その第1ターミナルの68番ゲート(赤丸)まではあと290m。
12時間を超えるフライト
【NH180】
型式:Boeing 787-8
登録番号:JA827A
離陸:17時07分 NRT16R
着陸:15時11分 MEX05R
この日はロールス・ロイス製トレント1000-Lエンジン搭載のJA827A。
座席は1Kと2Hを指定してみました。
3月に変更されたグローブトロッターのアメニティポーチ。
長距離フライトに備えてパジャマを所望してみました。
写真を撮る間もなく、「今ならお着換えできます」と言われたら即座にトイレに向かう素直な僕。
離陸してしばらくすると、ジャスト7,000マイル。
食う寝る遊ぶ
機内食は日本発なので和食を事前予約、「銀座 奥田」とのコラボメニューでした。
前菜、小鉢、お造りからスタート。
主菜は和牛味噌煮、この日のスペシャルワインがフォックス・クリークのメルローだったので相性抜群でした。
食後はピエールエルメのデザートとチーズを貰い、映画「VICE」を鑑賞。
終わったらシートをフルフラットにしてひと眠りですが、4~5時間くらい寝てました。
次の映画鑑賞は「バンブルビー」、見終えるくらいで2度目の機内食が開始。
ここも和食を選択、においがどうかと気になっていた銀だこの「たこ焼き」もつけてもらいました。
更に、フレンチのコラボ洋食メニューでメインの一つだった「ラビオリ」が軽食でも頼めたので注文。
本格アクションと思ったら結構コメディだった「功夫聯盟(カンフーリーグ)」を見ながら食べました。
そのうちに北米大陸に到達。
初めて目の当たりにした地上の景色はソノラ砂漠のあたり、なんだか惹きつけられます。
メキシコシティ上空に来ると、長いようで短かった最長路線のフライトも終了です。