オアハカから半日で行って帰れる世界遺産のモンテ・アルバン遺跡

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こんばんは、ごった煮です。

メキシコ旅行で楽しみにしていたのが古代遺跡巡り、まずはオアハカにあるモンテ・アルバン遺跡です。

前回の記事はこちらをどうぞ。

www.negi-nuki.com

 

 【目次】

 

モンテ・アルバンへの行き方

モンテ・アルバン遺跡は、紀元前6世紀ころからサポテカ文明の祭祀センターだったとされ、標高400mの山の上を平らにして造られたことから「天空の遺跡」とも呼ばれています。

 

モンテ・アルバン遺跡への行き方としては2つ、現地ツアーかバスの送迎のみ。

現地ツアーの場合、英語かスペイン語ですがガイドが付いて、モンテ・アルバン遺跡以外にも丸1日で観光名所を回ってくれますが、前日までに予約する必要があります。

ごった煮とにゃーさんは当日の申し込みのため送迎のみ、一人90MXN(約550円)。

 

ツアー会社は市内のホテルに併設されています。

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そのなかで検索してトップに出てきたのが、アルテアガ通りのホテル「Rivera del Angel」にある「Lescas Co」。

この周りにはツアー会社が何軒かあるようで、いかにも観光客なごった煮とにゃーさんが通ると盛んに呼び込みしてきます。

 

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朝一番の8時半出発は我々2名のみ、写真のバンで出発しましたが途中で地元の住民との乗り合いバンに乗換え、そこから山道を30分ほど登って到着。

乗り合いの地元民はというと、敷地の手前でお土産物を売っていました。 

 

遺跡へ入場して見学

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入場料は一人75MXN(約500円)、入口すぐ近くにある博物館の入場料も込み。

社会見学に来たらしい小学生集団や、現地ガイドの説明を受けながら見学するグループがいました。

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北の大基壇に建つ遺跡は、2017年の地震で損傷したのを修復しているらしいです。

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メソアメリカ文明の遺跡では、あちこちで見かける球戯場。

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ここには他の球戯場で見かけるボールを通すという石の輪が見当たりません。

 

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中央広場の端から見渡すとこの眺め、南北約300m、東西約200mという山の上と思えない広さ。

 

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南の大基壇の急な階段を上って広場を見ると、南北に対して45度傾けられている天文台の様子が分かります。

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夏至には「踊る人々の神殿」に日が沈むようにとのことなので、日の出と日の入りは恐らくこの方角

 

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遺跡中心と反対側はオアハカ盆地の風景が眼下に。

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遺跡の主のトカゲがあちこちから出現してきます。

 

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「踊る人々」の石彫は各地の博物館などに収蔵されているので、神殿前に展示しているのはレプリカ。

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メキシコで石垣の角にに算木積みが見れたのには驚きました。

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遺跡のなかでも最も古い時代のものとみられる日時計。

 

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北の大基壇のなかで最高所に上って遺跡全体を眺めました。

 

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北の大基壇のさらに北側は墳墓跡がまとまっていますが、さすがに暑さで疲れてきてじっくり見るのは諦めました。

遺跡内をのんびり回ってここまで約2時間。

 

見学の途中あちこちで、「私が発掘した」といって石ころを持って近づいてくるおじさんがいます。

調査員かなと思ったら、お土産のバッタ物を売っているようです。

 

付属の博物館

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このモンテ・アルバン遺跡の重要な出土品は、メキシコシティの国立博物館などへ運ばれているため展示物は少なめ。

じっくり見ても20分もあれば見終わります。

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そのなかでも見ごたえがあったのが、石彫のデザインのレリーフ。

右側中央にはメソアメリカ文明で崇拝されたジャガーが描かれています。

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墳墓の埋葬者らしい。

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出土品の土偶の展示。

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本物の石彫の展示、暦に関することが書かれているようです。 

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モンテ・アルバンから市内へ戻るツアーバスは12時が最初、9時過ぎについたので3時間弱の滞在。

朝、到着した駐車場で待っていると時間通りにやってきました。

 

ここは観光客が押し寄せることもなくのんびりした感じで、爽やかな高原の雰囲気もあっておすすめです。

 

オアハカ文化博物館も見学

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オアハカ文化博物館はサント・ドミンゴ教会と同じ建物にあります。

ここはチケットを買う受付の隣でリュックなどの荷物を預けるのと、ペットボトルなど飲み物も持ち込み禁止。

教会内部の構造をそのまま利用しているので非常に広く、展示によって部屋を使い分けています。

キリスト教に関する展示もあれば、先住民の文化に関する展示などもあって、しっかりと見て回るにはそれなりの時間が必要。

 

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これを見に来た、モンテ・アルバン遺跡の出土品で最も有名なヒスイの髑髏。

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踊る人々の石彫は股間が切り取られた人のものでした。

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黄金のマスク、圧倒的な存在感。

 

中学生の頃に雑誌「ムー」や「飛鳥昭雄」氏の本を読んでいたころを思い出しました。

 

 

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