こんばんは、ごった煮です。
先日、ウォール・ストリート・ジャーナル紙で米国の航空会社8社のランキングを発表していたのがなかなか面白かったので簡単にまとめてみました。
【目次】
WSJでは毎年、年明けのこの時期に発表しているようですが、初めて見ました。
スコット・マッカトニー氏は、同紙の交通系や旅行系の記事を長年担当していて、協会などの記事賞を受賞するなど有名な方のようです。
評価項目毎のランキング
定時到着率が高い
滑走路待機の発生が少ない
オーバーブッキングが少ない
極端な遅延が起きにくい
欠航が少ない
ロストバゲージの確率が低い
苦情が少ない
ベストエアラインランキング
ランキング対象の航空会社について
米本土内に主要な路線を持つ主要航空会社で比較しています。
日本にも路線があってなじみが深い米系航空会社では、大手3社以外にハワイアン航空もありますが対象とされていません。
また、あまり聞き覚えのない会社では、スピリット航空、ジェットブルー航空、フロンティア航空といったところ。
簡単な紹介は以下の通りです。
総合4位 スピリット航空
- ウルトラローコスト(ULCC)を謳い、全米で最も安い運賃を提供
- 全てエアバス機で運航
- 狭いと評判のシートピッチは28インチ(約71㎝)
- かつてアメリカで最も嫌われた航空会社の1位を獲得
- 機内持ち込み手荷物は18インチ×14インチ×8インチ(三辺合計で約100㎝)以内まで
- それ以上は持ち込みも預け入れも有料、約3,000円~
- 2017年にパイロット不足のため一週間で300便を欠航
総合5位 ジェットブルー航空
- 他のLCCと比べ、価格よりもサービス面で勝負
- エアバス機に加えエンブラエル機も運用、機材は比較的新しめ
- 機材には全機ニックネームが付けられる
- シートピッチは32インチ(約81㎝)と大手と同程度、大陸横断の長距離路線にはフルフラットも
- スナックとドリンクの提供、個人モニターも利用可
- JFK空港第5ターミナルはジェットブルーターミナル
最下位 フロンティア航空
- 米国の旅行者向けサイト「the POINTS GUY」では、上記2社のLCCよりも高評価なのに
- 2016年まで4年連続でFAAの整備部門におけるダイヤモンドアワード受賞
- 英紙テレグラフでも事故を起こしていない航空会社と紹介
- LCCながらカウンターでの搭乗券の発券が無料
- すべての機材の垂直尾翼には動物のイラスト
- シートピッチは28インチが標準で、機材により32インチも
まとめ
米国ではリージョナル航空会社やLCCなど非常に多くの航空会社があり特徴も様々です。
ステータス修行ではなかなか乗る機会もありませんが、こういったことも調べつつ旅程を計画していくもの楽しいものです。