こんばんは、ごった煮です。
2018年の航空機新規受注状況が公表されていましたので、凝りもせずまとめてみました。
2017年の状況はこちらをどうぞ。
【目次】
2018年の機種別新規受注
米ボーイング社が発表した昨年の航空機受注状況を元に、発注元が判明している民間航空会社の詳細を調べてみました。
調べた項目
アライアンス加盟状況
ハブ空港を複数としている場合は主要と思われる空港。
日本就航都市は調査時点、コードシェア便を除く。(2019年1月時点)
搭乗難易度は、日本に就航都市ありの場合「低」、日本からハブ空港間に直行便が就航している場合「中」、それ以外の場合を「高」としました。
各航空会社の詳細
エアピース(ナイジェリア)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:ムルタラ・モハンマド国際空港(LOS)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:高
アメリカン航空(米)
アライアンス:ワン・ワールド
ハブ空港:ダラス・フォートワース国際空港(DFW)
日本就航都市:成田、羽田
搭乗難易度:低
ANA(日)
アライアンス:スターアライアンス
ハブ空港:東京国際空港(HND)
日本就航都市:省略
搭乗難易度:低
ゴル航空(ブラジル)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:グアルーリョス国際空港(GRU)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:高
ハワイアン航空(米)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:ダニエル・K・イノウエ国際空港(HNL)
日本就航都市:成田、羽田、関西、新千歳
搭乗難易度:低
チェジュ航空(韓)
アライアンス:バリューアライアンス
ハブ空港:済州国際空港(CJU)
日本就航都市:成田、羽田、関西、新千歳、中部、福岡、鹿児島、那覇、松山
搭乗難易度:低
ジェットエアウェイズ(印)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:チャトラパティ・シヴァージー国際空港(BOM)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:中
カンタス航空(豪)
アライアンス:ワン・ワールド
ハブ空港:キングスフォード・スミス国際空港(SYD)
日本就航都市:成田、羽田、関西
搭乗難易度:低
カタール航空(カタール)
アライアンス:ワン・ワールド
ハブ空港:ハマド国際空港(DOH)
日本就航都市:成田、羽田
搭乗難易度:低
ライアンエア(アイルランド)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:ロンドン・スタンステッド空港(STN)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:中
サウスウェスト航空(米)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:ダラス・ラブフィールド空港(DAL)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:中
スイスインターナショナルエアラインズ(スイス)
アライアンス:スターアライアンス
ハブ空港:チューリヒ空港(ZRH)
日本就航都市:成田
搭乗難易度:低
タロム航空(ルーマニア)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:アンリ・コアンダ国際空港(OTP)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:高
ターキッシュエアラインズ(トルコ)
アライアンス:スターアライアンス
ハブ空港:イスタンブール新空港(ISL)
日本就航都市:成田
搭乗難易度:低
トルクメニスタン航空(トルクメニスタン)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:アシガバード空港(ASB)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:高
ユナイテッド航空(米)
アライアンス:スターアライアンス
ハブ空港:シカゴ・オヘア空港(ORD)
日本就航都市:成田、羽田、関西
搭乗難易度:低
UTエアー(露)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:ヴヌーコヴォ国際空港(VKO)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:中
ウズベキスタン航空(ウズベキスタン)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:タシュケント国際空港(TAS)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:高
ビスタラ(印)
アライアンス:未加盟
ハブ空港:インディラ・ガンディー国際空港(DEL)
日本就航都市:なし
搭乗難易度:中
まとめ
判明している航空会社別ではLCC~MCC系からはナローボディ、FSC系からはワイドボディを受注しているといった傾向。
ちなみにエアバス社はこのような詳細な受注状況は確認できず、受注数747機
(内訳A220:20、A320ファミリー:626、A330:49、A350:95、A380:12)と、
納入数800機と公表。
ちなみに、ごった煮とにゃーさんは昨年はタイ国際航空に導入されたばかりのB787-8に乗る機会がありました。
新機材に搭乗したいという方がいましたら、参考にしてください。