こんばんは、ごった煮です。
久々のブログ更新は、オホーツク紋別から羽田へ戻る便が欠航になり、予期せぬ北海道たすき掛け横断を経験することとなった顛末です。
ANA376便羽田行きが欠航
後日確認すると、搭乗予定のその日は朝から『【ANA】ANA376天候調査のお知らせ』がEメールとSMSに届いていましたが、気にも留めず呑気にオホーツク紋別空港へ。
到着するANA375便を待ち構えるため、アザラシとヒグマに見送られながら保安検査を通過し待合室に向かいました。
で、待っていたらその375便が滑走路横風のため、羽田へ引き返すとアナウンス。
Flightradar24を見てみると、上空で旋回したのちに戻っていくところでした。
これまでで初めて経験、保安検査を逆向きに通過して、すでに行列しているANAカウンターの列に。
そのうちANAスタッフから翌日のANA376便へ振り替えか、当日中だと新千歳発に振り替えと行列の全員に聞こえるように説明がありました。
一瞬、それなら紋別にもう1泊して翌日とか思いましたが、この日は日曜日で、月曜の朝に会社へ電話して、帰りの飛行機が欠航したので休みますなんて笑われるか呆れられるかなので却下。
行列に並びながらANAの問い合わせ窓口へ電話して、20時30分新千歳発のANA82便へ振り替えしてもらいました。
となると、次に考えるのが新千歳空港までの移動、このとき13時。
紋別空港のスタッフの方から、遠軽町への送迎バスでJR遠軽駅へ行き、あとはJRで新千歳空港まで移動と教えてもらったので、出発直前の送迎バスへ飛び乗りました。
本来なら羽田からの乗客を乗せるはずだった。
遠軽駅には40分ほど到着。
出発まで駅構内と周辺で時間つぶし。
大雪4号旭川行き
まずは14時24分の特急大雪で旭川駅へ。
北海道開拓時代の中央道路にルーツを持つ国道333号線に並行する石北本線は、北見峠を超え上川町に入るまでが山岳区間で、エゾシカなども出没しました。
車両には今では使われていませんが、売店カウンターの名残も。
上川町に入ると、列車名の由来である大雪山の雄姿が素晴らしい。
2時間ほどで乗り換えの旭川駅に到着しました、この間営業キロ124.5km。
ライラック34号札幌行き
旭川駅での乗り換え時間は10分ほど、乗り遅れるわけにもいかないので旭川駅構内の探検は次回以降に。
札幌までは最長の直線区間を誇る国道12号と並行して走る函館本線、ここから電車となります。
旭川市と深川市の境、神居古潭のあたりを抜けると石狩平野へ、左手に夕張山地、右手に樺戸山地を眺めながら進みます。
1時間半で札幌駅まで到着、営業キロ136.8㎞でした。
快速エアポート180号新千歳空港行き
札幌駅での乗り換えも5分。
ここまでくれば1、2本遅れても大丈夫そうですが、落ち着くのは空港に着いてからの方が良さそうです。
背もたれのチケットホルダーに切符を挟んでよくここまでとしみじみ。
ほぼ定刻、当初の予定通りに新千歳空港駅に到着することができました。
営業キロは46.6㎞。
改札を出た正面に、北海道と本州の大きさを比較した地図。
JR北海道の鉄道の旅で計307.9kmを移動したことになります。
空港カウンターで正式な搭乗便振替手続きをしたら、安心してお腹が減ったのでらーめん道場のあじさいで塩ラーメンを。
ANAラウンジに入ってからはサッポロクラッシックを堪能して、その日のうちに羽田へ戻ることができました。
ANA82便羽田行き
【搭乗メモ】
型式:B767-381
登録番号:JA615A
離陸:20時41分 CTS 19R
着陸:22時04分 HND 34R
予定より7時間35分遅れで北海道を出発。
今回の件では運航状況のお知らせが出ているときは気をつける、といい教訓になりました。
でも楽しかった。