こんばんは、ごった煮です。
秋分の日が絡む三連休に以前から行きたいと狙っていた東国三社巡りに行ってきました。
秋分の日というのは天文学上では秋のスタート、のはずが結構残暑が厳しかった。
鹿島神宮
御祭神 武甕槌大神(タケミカヅチノオオカミ)
創建 神武天皇元年
国道51号線を通っていると北浦の水上に建つ一之鳥居を見ながら到着。
観光で参拝に来た人ならば必ず撮るであろう大鳥居の前からの写真。
ようやく着いたっていう気分にさせてくれます。
早起きして出発し、朝一で訪れただけあってまだ人出は多くありません。
楼門
楼門の説明書きには、奉納した初代水戸藩主徳川頼房公を説明するために水戸黄門が登場。
水戸藩に関する人物といえば、烈公徳川斉昭公とか最後の将軍徳川慶喜公とかもいますが、やっぱり知名度が違うようです。
拝殿
楼門をくぐって進んだ参道の正面ではなくて右手にある拝殿へお参り。
徳川秀忠公が寄進した社殿は、その裏に工事中の本殿と連なっています。
仮殿
拝殿と向かい合う仮殿も徳川秀忠公の寄進で、これも重要文化財です。
御朱印を頂いたら奥宮、要石、御手洗池へ進んでいきます。
鹿園
奈良の春日大社は、鹿島神宮の武甕槌大神が鹿に乗って移られたとされています。
何となく奈良から来たと思っていたら奈良に行った方でした。
それもそのはず、創建が神武天皇元年なので奈良時代に創建された春日大社よりも倍以上の歴史があります。
奥宮
徳川家康公が関ケ原戦勝のお礼として寄進した奥宮、人が多くないうちに参拝。
要石
さらに奥にある要石に向かいます。
七不思議のひとつとして説明板に書かれている逸話にも水戸黄門が登場。
最近の史料でラーメンを初めて食べた日本人では無くなったことが判明しましたが、好奇心が強い黄門様です。
御手洗池
次の七不思議である御手洗池に行ってみます。
きれいに整備されていて思っていた池のイメージと違った。
水が湧き出ているところからは汲んで持ち帰りができます。
脇にある売店の店先で焼いている餅がおいしそうだったので一休み。
参道を戻りながらもう一度鹿園を見学。
もうすぐ売店が開くとエサの販売が始まるからなのか、エサやりゾーンの近くに集まってきています。
そのうちに角の付き合いが始まりました。
ハート
よくSNSなどで紹介されていてボランティアガイドの方なども説明している「ハート型」、探してみました。
1つ目のハート発見。
ハート形の2つ目は手水舎。
3つ目は灯篭。
アントラーズ絵馬
鹿島アントラーズの必勝祈願で奉納された絵馬。
左下の安部裕葵が達筆すぎて、バルセロナに移籍したのも頷けます。
ここまで見て回って約2時間、少しゆっくり目に回りました。
日本神話最強の武神である武甕槌大神を祀り、源頼朝や徳川家康など天下人に崇拝されただけあってご利益に期待できそうです。