こんばんは、ごった煮です。
今回は搭乗記でなく、これまでに訪れた城を紹介する登城記です。
前回の登城記はこちらをどうぞ。
=目次=
高島城メモ
城の種別:平城
築城者:日野根高吉(日野根兜で有名な日野根弘就の長男)
築城年:慶長3年(1598年)
慶長6年 日野根吉明 下野壬生1万2千石へ移封
諏訪頼水 上野総社藩2万7千石から約60年ぶりに旧領復帰
以後、明治維新まで諏訪氏10代に渡り藩主を務める
高島城の沿革
「高島城」と呼ばれる城は2つあって、元々の領主諏訪氏が築城した「高嶋城」は現在の上諏訪駅近くの山城、別名茶臼山城。
その後諏訪郡が武田領となった後、山本勘助が改修し市川昌房、今福昌和が城代を務めたといわれています。
日野根高吉も当初この「高嶋城」に入城しましたが、その後諏訪湖畔の高島村に織豊系城郭の諏訪「高島城」を築城。
現在の場所は市役所の隣で住宅街ですが、江戸時代まではこの辺りまで諏訪湖だったことになります。
それで湖に浮いているように見えることから「諏訪の浮城」と呼ばれ、日本三大湖城の一つに。
本丸正面となる冠木門を冠木橋から。
復元された三重の天守閣はお堀沿いにある独特な城郭、内部は博物館になっています。
天守閣と反対向きには角櫓。
現在は高島公園として整備され、桜の名所としても有名です。
公園の駐車場は市役所のところにありますが、駐車場が狭いため、なるべく公共交通機関をご利用くださいとのこと。