こんばんは、ごった煮です。
2018年に開業したマレーシアの「ウェスティン・デサルコースト」が非常に良かったので紹介します。
ビーチリゾート、なんだか癖になりそう。
宿泊した部屋
直前のお知らせで、今用意できる最も良い部屋の「プレミア シービュー」を用意しましたとあり、期待しながら向かいました。
昨年秋に開業済ですが、まだ使えない部屋もあるようで、用意されていたのは3階の部屋。
全室バルコニー付きでラタンのチェアとテーブルが置かれています。
そのバルコニーからの眺めは、正面の下にプール。
「プレミア シービュー」だったはずの海は、身を乗り出した右方向に見えました。
室内はというと、スケスケのバスルーム。
バスタブに浸かっても窓からはコレといったものは見えません。
シンクはシングルで、トイレもスケスケです。
ネスプレッソはなかったのは残念ですが、コーヒーが一袋に2人前入っていて、2セットあったので良かった。
ソファーのテーブルにはメッセージにウェルカムフルーツ、しかもパパイヤかと思うほど大きなマンゴー、プチケーキ、チョコレート、シリアルバーと盛りだくさんです。
ターンダウン後にもスタッフのサイン入りメッセージカードとフレグランス、地元のお菓子。
ホスピタリティに力を入れているようで、プレミアシービューじゃないかもという気分を忘れさせてくれました。
ホテルの設備とビーチ
メインエントランスからビーチに向かって吹き抜けのロビー、リゾート感あります。
ロビーを抜けるとこの通路を通り、ビーチまで2分。
ビーチはプライベートではないですが、宿泊客以外がここに来ることもなさそうな場所です。
夕方はまさに、誰もいない海♬。
クラブラウンジはなくて、エリートメンバーの特典でこの「BEACH BER」か、ロビーの「MIXラウンジ」で4杯まで飲めるドリンク券をくれました。
プールは25m?くらいで小さめですが、インフィニティっぽい造り。
プール際のバー「Splash」はドリンク券の対象外でした。
ロビーにはキッズスペース、みんなお疲れのようです。
ホテル内ではスタッフとすれ違うときに必ず挨拶されるので、なんだかいい気持ちにさせてくれます。
朝食
1階のプールに面したところに、朝食から営業するレストラン「Seasonal Tastes」。
その奥にはディナー営業だけのイタリアン「Prego」もあります。
エリート特典のマリオットの1,000ポイントか朝食かローカルギフトのうち当然朝食を選びます。
通された席のすぐ目の前に甘い系のパンとドーナツ。
カリフォルニアロール系の巻き寿司ととびこ軍艦も。
定番ソーセージですが、お国柄チキンソーセージ。
「LOK LOK」って初めて見ました。
で、頼んでみるとスパイシーなスープのおでんみたいなもの
マレーシアでは一般的なストリートフードらしいです。
ヌードルバーは麺が4種類、スープは2種類から選びます。
一皿目はこんな盛り付けでスタート。
その他、中華系は蒸し器から取り出し、カレーコーナーでは生地からこねるロティが食べられます。
お約束のエッグステーションに、生搾りジュースなども注文を受けて作ってくれます。
種類も豊富でどれも美味しかったですが、スタッフがいろいろと対応してくれるのも良かった。
ここでもホテルの評価が上がりました。
ビーチとプールでリゾートを満喫
朝食の後はまだ混まないうちに海に繰り出します。
沖合にはカイトサーフィン。
赤旗なので遊泳は禁止かな。
出発前の日本と違い、強烈な日差しで蒸し暑くまさに海日和。
軽く焼いた後は体を冷やすためプールに移動します。
天蓋付きのソファーを確保して甲羅干し。
チェックアウトの際にチャンギ空港までの最も効率的なルートを調べてもらい、「MIXラウンジ」でジュースを飲みながら待ちます。
ビーチも海もきれい、レストランも美味しい、どこにいても居心地がいいと文句なしなのでもう少し滞在日数をとって訪れたいホテルでした。
と、ホテルは思いのほか良かったものの、難点はアクセスがなかなか難儀なことに尽きます。
シンガポールからと思われる家族連れなどは、自家用車で来ているのがほとんど。
我々は行きはチャンギ空港からジョホールバルへ出てGrabを利用しましたが、遠回りで時間もかかりました。
そしてホテルはGrabのエリア外で、路線バスなども使いづらくて帰りはタクシーを頼むしかありません。
チャンギ空港までのルートを調べてもらった結果は、やはりタクシーとフェリー。
しかも、シンガポール側のフェリーターミナルも交通機関が乏しいところで、Grabもすぐには来てくれません。
そのあたり改善されれば、もっと良くなりそうなリゾートのデサルコーストでした。
マレーシア政府観光局 オフィシャルブログ:注目の新リゾート地区・デサルコースト☆