こんばんは、ごった煮です。
シェラトン・リスボアで宿泊した後は、デザインホテルの「アルティス・ベレン」と洒落込んでみました。
前回の記事はこちらをどうぞ。
~目次~
マリオット系列ホテルは少ない
予約した時期はSPGとマリオットの統合前で、SPGの場合、リスボンで検索して出るのは4件。
シェラトンのリスボンとカスカイス、デザインホテルの「メンモ・プリンシペ・レアル」、そして「アルティス・ベレン」でした。
そのなかでテージョ川沿いで、行くつもりだった「ベレンの塔」や「ジェロニモス修道院」や「パステイス・デ・ベレン」から近く、おしゃれな雰囲気の「アルティス・ベレン」に決定。
マリオットはさらに少なく、観光のメイン地区から少し離れたマリオットか、リベルダーデ大通り沿いでオートグラフコレクションのフォンテクルツの2件です。
やはりヨーロッパなのでシェラトン、マリオットなど、そもそも米系のホテル展開はあまり期待できません。
デザインホテルとは
宿泊した後に知りましたが、SPGが各地のブティックホテルをカテゴライズしたものと思っていたのは全くの見当違い。
「デザインホテル」として誕生したホテルチェーンとSPGが提携して、SPGの宿泊実績や特典、ポイントなどを付与するというものでした。
あえて言うと航空会社のコードシェアに近いイメージ。
泊まる前から何となく、「SPGでもデザインホテルだからラウンジはないな~」とは思っていましたが、そもそも異なるホテルグループです。
SPG会員がデザインホテルに宿泊する場合の主な特典。
- 料金1USD当たり10ポイント、これは他のブランドと同じ
- 客室のWi-Fiとボトルウォーターが無料、これも他のブランドと同じ
- ウェルカムギフトはポイントのみでゴールドエリート以上は一律500ポイント
- 客室アップグレードとレイトチェックアウトはホテルの状況次第
など。
その他の詳細はこちらで。
逆に利用できない特典としては、「ウェルカムギフトの選択」や「レイトチェックアウト保証」、そして何といっても「ラウンジへのアクセス」。
ブティックホテルのためラウンジがあるホテルは少ないと思われますが、しっかり明記されています。
各ホテルが独特なデザイン性を持っていて、いわゆる高級ホテルにグレードされますが、ハッキリ言うとそれだけ。
デザインホテルではエリートメンバーの効果が期待できないので、特典もしっかり受けたい場合は選択肢には入れない方が無難です。
宿泊した部屋
予約したのは最もスタンダードなデラックス、実際デラックスルームなのでアップグレードは無し。
各部屋ごとにコンセプトが決められていて壁のデザインが変わっています。
また、テレビ画面には名前入りのウェルカムメッセージ。
ほぼ一面の窓からはヨットハーバーと、どうにか「ベレンの塔」の上だけも見えました。
朝食を食べて近くを散策
先ほどの特典についての規程で見ると朝食は有料のはず。
そうとは知らずに食べに行ったのですが、なぜか請求されていませんでした。
品揃えは可もなく不可もなくといったところ、目立ったのは生クルミ。
そして、はちみつは巣のままであります。
デザート系のものが結構充実、やはりエッグタルト。
そして、ここでもスパークリングワインがありました。
レストランのテラスからはそのまま川沿いの遊歩道に出られます。
食後に「発見のモニュメント」まで歩いていきました。
冒険に出かけたくなります。
開館時間前なので人がいません、階段の人は準備中のスタッフ。
常に観光客が陣取っているという地面の世界地図も独占できます。
振り返ると「ジェロニモス修道院」も見えました。
ホテルを挟んで反対側の「ベレンの塔」に行くのは、ヨットハーバーで遊歩道が途切れているので一旦車道まで出る必要があります。
絶景のプールでひと泳ぎ
ホテル建物は3階建てで、川寄りの屋上にプールがあります。
プール自体は小さめなので、泳ぐというよりはベッドでのんびり日光浴することろ。
特に遮るものがないので「発見のモニュメント」を一望。
反対側の「ベレンの塔」は上部だけ見えます。
遊歩道の歩行者からは、恐らくこちらも丸見え。
そして、地下にはスパがあってここには大きいプールとサウナ、宿泊者は無料で利用できます。
公式サイトから写真を拝借、プールはスイムキャップ必須ですが受付でやはり無料で貸してくれます。
そして、このサウナはぬるいので非常に物足りません。
今回2泊のうち1泊は有償でもう1泊はポイントでの宿泊、以前のスターポイントで16,000ポイントでした。
最初に書いた通り、1泊3万円程度する割にSPGメンバー特典は期待できませんが、滞在はとても満足できました。
立地とホテル自体のセンスが良かったのと、何といってもスタッフが皆さん親切でとても楽しかった。
次の機会があればホテルでゆっくりしてみたいものです。