こんばんは、ごった煮です。
クアラルンプールから気を取り直して夏休み旅行記のリスボン観光、前編に戻ります。
前回のアルティス・ベレンでの宿泊記事はこちらをどうぞ。
~目次~
観光の味方リスボアカードを購入
ポルトからサンタ・アポローニャ駅に着いてリスボアカードを入手したかったのですが、駅のツーリストインフォメーションは7:30~9:30しか開いてません。
シェラトンへチェックイン後にフォス宮のインフォメーションで購入。
カードの種類は有効期間別に以下の通り。
- 24時間19ユーロ
- 48時間32ユーロ
- 72時間40ユーロ
このうち72時間のカードを購入しました。
カウンターで購入日時と名前を記入するようにペンを貸してくれますが、実際は最初のカード読み取り機へタッチした時間からカウントが始まります。
消臭力の展望台へ
インフォメーションからすぐ近くのグロリア線ケーブルカーに乗車、ここでリスボアカードのカウントも開始。
リスボンのイメージそのものの坂道を上ります。
終点で降りた先には消臭力のCMで有名なアルカンタラ展望台。
CMがOAしていた2011年のころと何も変わっていないように見えます。
アウグスタ通りを通ってテージョ川岸へ。
コメルシオ広場に出ました。
28番線のトラムに乗ってみます。
その後、夕方になったのでシェラトンのカクテルタイムに戻ったり、また外出して今度はバスに乗ってみたり。
市内の公共交通機関はすべてリスボアカードで乗車できます。
シントラ観光はムーア城跡から
翌日はほぼ1日かけてシントラの世界遺産巡り。
ロシオ駅からシントラ駅までのポルトガル国鉄はリスボアカードで乗車可能。
シントラ駅からは王宮、ペーナ宮殿、ムーア城跡などを回るバスが出ていて、観光客はほとんどがそのバスを利用するためかなりの混みます。
このバスはリスボアカードでは乗れず、並んでいるところに回ってくる係員から1日乗り降り自由な乗車券を15ユーロで購入。
入場券は駅から遠いムーア城跡入口のチケット売場の方が空いているので、そこで購入するのがお勧めです。
なお、複数スポットの共通入場券で買うと割引となり、さらにリスボアカードの提示でも割引されます。
ムーア城跡は7~8世紀にムーア人によって建てられた城で、ポルトガル王国の初代国王アフォンソ・エンリケスに攻め落とされましたが修復され現在に至るそう。
中の城門手前までは入場券なしでも見学可能です。
山の尾根に沿ってに城壁を建ててあって、ところどころには物見台など、城内は広いので混んでいても気にならない程度。
大西洋まで見渡せるこの眺めは壮観です。
歩いてペーナ宮殿に
ムーア城跡から次のペーナ宮殿は当然バスでも移動できますが、大渋滞なのと基本下りなので歩いたほうが早く移動できます。
ここも宮殿の敷地には入場券がなくても入れますが、宮殿の屋内には入場券が必要。
この入場待ちが大行列で、30分くらい並びました。
宮殿の外観はおもちゃの兵隊に出てきそうなポップな感じですが、内部の展示は王家離宮だけあって豪華。
名物のケイジャーダを食べてレガレイラ宮殿
シントラ観光での目的の一つがケイジャーダ、市街に戻って有名店の「ピリキータ」に行ってみました。
入店してすぐ脇の発券機で整理券を取って待ちます。
喫茶スペースもありますが混んでいるのでテイクアウト。
チーズタルトに近いものかと思っていましたが、意外と歯ごたえがあります。
レガレイラ宮殿にはメインのスポットを周回するバスでなく、別ルートの周回バスで移動。
ここの入場券は他のスポットと共通になっていないのでチケット売り場で購入、リスボンカードで割引あります。
そもそも、ここは宮殿ではなく貴族の邸宅を改築したもので地図をよく見ても訳が分からないくらい複雑。
うっそうとした森の中で、東南アジアの遺跡にも思えます。
このグルグルを降りていくと、
下からこんな風に写真撮っています。
落ちたらヤバそうな気がする池があったり。
真実の目に覗かれていたり。
猫もいました。
広すぎて半日くらいでは物足りません。
ムーア城跡といいペーナ宮殿といいレガレイラ宮殿といい、まさにドラクエとかドルアーガの世界、不思議な感覚でした。
後編に続きます。