こんばんは、ごった煮です。
4月8日から第4のモバイルキャリア(MNO)としてスタートした、楽天モバイルを契約しました。
いろいろと備忘録を兼ねて残しておきます。
ついに自宅待機に
新型コロナウィルスによる非常事態宣言の発令を受けて、ごった煮の勤務する会社でも自宅待機が指示されました。
典型的な中小企業でリモートオフィスを確保するような余裕もなく、元々ショートスタッフでの業務となっていたので、テレワとかリモワ(スーツケースじゃない方)とか聞いても無理と思っていましたが、スプリット(交代)制での業務運営に。
とはいえ、業務システムを使えるのが会社のPCだけで、自宅待機中には業務作業ができませんが、これは「休暇」じゃなくて自宅待機という経営陣の強い意向により、定時の電話連絡とE-ラーニング受講が義務付けられました。
のんびりする気満々の出鼻をくじかれて、小学生か、と心の中でツッコミつつ、心配したのが自宅ネット環境の貧弱さ。
過去の当ブログで書いた状況とあまり変わっていません。
そこで、ネットワーク強化を兼ねて楽天モバイルを新規契約することにしました。
契約した方がいいかどうか
現状は、格安SIM2枚で合わせて月間6~9GBの通信容量が余ったり、使い切ったり。
動画メインのE-ラーニングを受講しなければ何とか間に合うかと思うけど、以前のWiFiルーターも余ってるしもう一回線くらいは欲しい。
何より決め手にしたのが、自宅が濃いピンクの楽天の回線エリアにぎりぎり入っていること。
大概、新規事業者の通信エリアは微妙なことが多いですが、月額料金が一年間無料ならまあいいかなと思いました。
SIMカード到着して開通
ネットで申し込んで翌々日に到着。
スターターガイドとSIMカードが同封されていました。
今年2月から使っているメイン機のOPPOの「AX7」で開通作業。
この機種は楽天モバイル公式の回線対象機種に指定されているので、SIMカードを差し込めば自動的に通信接続が完了します。
アクセスポイントはこんな感じであっさり。
他のデバイスではどうか
以前から引き続き使っている「iPad Air2」もSIMフリーのため通信できました。
APN設定ではAPNのみ入力し、ユーザ名とパスワードは不要なのがこれまでのMVNOとは違う点。
ただ、iPhoneやiPadなどは公式では動作保証対象外となっていて、追加料金が発生するというような噂もあるので自己責任で。
Rakuten LINKアプリが使えないようなので、無料通話とSMSは使えないようです。
APN情報を確認したい | よくあるご質問 | 楽天モバイル
WiFiルーターのGP02はSIMフリーなものの、対応バンドが3Gの2.1GHz帯のみとなってしまっており通信不可。
L-04DはドコモのSIMロックがかかったままなので楽天モバイルではやはり通信不可、ドコモのMVNOを回して使うことを画策中です。
実際の通信状況
楽天モバイルから指定されている通り、「My楽天モバイル」アプリをインストールして通信状況を確認。
楽天の回線エリアには入っていたはずでしたが、家の中ではほとんどパートナー回線エリアでしか通信できません。
この計測の時は速度は受信が2.6Mbpsと、低画質での動画視聴ならば問題ない程度。
外出自粛中ですが、家の外に出て2、3分歩いたところまで行くと楽天回線をつかみます。
多分、楽天のアンテナが東京23区内にしか設置されていないので、自宅周辺には電波が届かないと推測。
楽天回線だと受信速度も59.5Mbpsあるので、利用者がまだ少ないこともありますがなかなかです。
そして、数日使ってみてわかったこととしては、東京23区内に入れば建物の中でも楽天回線が利用可能。
ただ、山手線の内側でも地下鉄の駅や地下鉄車内といった地下ではパートナーエリアになってしまいます。
黎明期のボーダフォンやソフトバンクよりもつながらないレベル。
先日、パートナーエリアの通信容量が5GBに増量、超過後の通信速度が1Mbpsに改善と発表されましたのでしばらくは使いながら様子見。
新型コロナウィルスの影響で基地局整備が遅れるか分かりませんが、エリア拡大に期待しています。