こんばんは、ごった煮です。
香港での宿泊は、様々なホテルランキングでもって上位常連となっている名門、インターコンチネンタル香港。
なかなか身分不相応ですが、万一の際は3日間ホテルに籠ることも考えて決めました。
前回の記事はこちらをどうぞ。
ラウンジでチェックイン
九龍駅からタクシーでホテルに到着、車寄せに着くや否やベルマンがトランクからキャリーバッグを運びフロントへ。
そのフロントはアイランド状のカウンターで、ロビーは吹き抜けになっています。
これは九龍側から流れ出る気が、ビクトリア・ハーバーへ通り抜けることを目的とした構造。
単なるホテルというだけでなく、運気アップのパワースポットでもあるようです。
パスポートを出すと、「チェックインはラウンジへお連れするよう伺っています」と。
確かに事前に日本人スタッフより「2階のラウンジでチェックイン」とメールは来ていましたが、直接ラウンジに向かえるほど図太い神経はありませんので、そんなスタッフ間の連携の良さも超一流ホテルの証かなと感じました。
説明を受けてカードキーと一緒にドリンク券やら割引券やら色々と受け取ると、アフタヌーンティの時間。
ラウンジからビクトリア・ハーバーを眺めつつ一休みします。
クリスマスの飾り付けがあちこちに。
アフタヌーンティー:15時~17時半
クラブラウンジ
部屋に行って荷物を整理した後は、お待ちかねイブニングカクテルへ。
少し出遅れたらハーバー側の席は満席で、シティ側のホテルエントランスを眺める席になりました。
ドリンクメニューのトップレフトはやはりシャンパン。
世界的な一族、ロスチャイルド家のワイナリーが造るシャンパンでした。
オードブルは種類豊富ですが、一つ一つは小さめなのでガッツリ食べるには不向き。
結構ヒットしたのが、串にささったフォアグラやサーモンチーズやアスパラベーコンやミニトマトカプレーゼ。
終了間際の時間でもちゃんと補充に来ていたのが好印象です。
この日は土曜日で、パーティーのためフェラーリなど高級車で乗り付けるセレブを眺めていました。
ハーバー側の席へ移動しての飲み直しは、ジントニックをアレンジしたカクテル「トニックツイスト」、ラムベースの「クラブインターコンチネンタル」。
イブニングカクテル:18時~20時(※ドレスコードがあるので注意)
翌朝のラウンジは、レストランのハーバーサイドで食べた後に訪問。
そのハーバーサイドにないメニューでオリジナルだったのが、香港式のスクランブルエッグサンド。
オンデマンドでは日本料理レストラン「NOBU」の山葵とサーモンのクリスピー寿司など。
ブレックファースト:6時半~10時半
クラブラウンジは有料オプションでの利用も可能ですが料金も超一流。
お一人様 1,180HKD+10% / 1部屋1泊につき
お二人様 1,480HKD+10% / 1部屋1泊につき
つまり、二名だと宿泊費+約2万円となります。
ブレックファースト
朝食会場はグランドフロアから階段を下りて、ハーバーの先端にあるレストラン「ハーバーサイド」。
ビュッフェに来ると窓の景色を眺めるような心の余裕は持ち合わせていませんが、2日間とも窓側の席へ通されます。
香港随一を誇るというメニューは、オーソドックスなものが多いですが確かに豊富。
そんななかでは、中華系と香港系のメニューがイケてた。
ピーナッツクリームを挟んだ高カロリーの香港式フレンチトースト。
焼き餃子に広東料理の定番、腸紛とシュウマイ。
中華ちまきは中の肉味噌がマジウマ。
日本食もいろいろありましたが、こちらは総じて微妙。
宿泊した部屋
インターコンチネンタル香港に泊まるからにはやっぱりハーバービュー。
しかもデラックスハーバービュールームにアップグレードされました。
いつもなら、「何とかと煙は高いところが・・・」といわれるくらい高層階を希望していますが今回の部屋は低層階。
目の前を遮るもののないインターコンチネンタル香港では、低層階の方が人気が高いようです。
部屋から外を眺めていたら、香港島の国際金融センタービル越しに沈む夕日が。
そして、ビクトリア・ハーバーの観光帆船「アクアルナ」も近づいてきました。
正に絵葉書のような風景です。
インテリアはエレベーターホールから始まり、部屋に飾られた絵やサイドに雷文模様を施したデスクなど、全体的にシノワズリな雰囲気。
デスクサイドのコンセントはアダプター付き、引き出しにもアダプターがあるのでベッドサイドのコンセントもユニバーサルにできます。
ふかふかのガウンがあって、2泊目のターンダウンでは寝間着も用意されました。
そして、クラブラウンジ利用客への隠れベネフィット、フェラガモのアメニティ。
全室バトラーサービスが付くので、コールすればコーヒーなどは用意してもらえます。
ウェルカムフルーツのカットもしてもらいました。
アンバサダーギフトはホテル内にあるミシュラン1つ星の「ヤントーヒン」の茶葉。
ドリンク券では、「ロビーラウンジ」でバンドの生演奏を聴きながら香港ビールを。
建物の古さは感じるものの、豪華な造りやスタッフのレベルの高さなどさすがの一言。
それに加えて、ホテルから眺める100万ドルの夜景とあってはファンが多いのも当然です。
ごった煮もそんな一ファンの端くれになりました。