こんばんは、ごった煮です。
メキシコ国内の移動手段もう一つは長距離バス、グアナファトへ行くのに利用してみました。こちらは日本の長距離バスよりも快適です。
前回の記事はこちらをどうぞ。
長距離バスが充実なメキシコ
オアハカからメキシコシティへ戻り、次の目的地グアナファトへの移動は長距離バスに
してみました。
「メキシコ 長距離バス」と検索してよく目にする会社は「ADO」、「ETN」、「プリメーラプラス」など。
それ以外にも様々なバス会社のブースが並んでいました。
そのうち、グアナファト行きがあるのは「ETN」か「プリメーラプラス」で、「プリメーラプラス」を選んだのはホームページの使い勝手の良さ。
日本からだと決済の関係で予約できないので、バスターミナルのカウンターで購入しましたが、スケジュールの組み立てに散々調べました。
バスの乗車場に行くのに保安検査を通ります。
乗車直前にドリンクとおやつを受け取って乗車。
この日はハムチーズサンドイッチとチョコチップクッキー。
世界遺産の街グアナファトへ出発
バスの座席は体格のいい欧米人に合わせてあるためか座席間隔が広くなっています。
足置きを引き出してリクライニングすれば、ANAの旧型ビジネスシートやJALのスカイリクライナー並み。
飛行機のビジネスクラスでその座席だとガッカリですが、バスだと思うと満足できます。
装備でも個人用モニターにUSBソケット。
テーブルはないので貰った袋をフックにひっかけますが、ANAのスリッパ入れ袋が丈夫で思いのほか便利でした。
フリーWi-Fiはいまいち遅くて使えないレベル。
車内の冷房はずっと22度くらい、ごった煮が暑がりなこともありますが、寒いと感じることは全くありませんでした。
長距離バスの重要な設備、トイレは男女別で結構きれいです。
北ターミナルを出発して市街地を抜けると、ずっと見渡す限りのプレーリー地帯。
これほど雄大な景色は見た経験がないので、『乾いた北海道』というようなちゃちな印象しか思い浮かびません。
このまま見知らぬところへ行きたくなります。
当初ないものと思っていたボトルホルダーをシートの足元に発見。
メキシコシティからグアナファトまではおよそ340kmの旅、日本でいうと東京から名古屋や、仙台くらいの距離。
エンターテイメントのメニューはハリウッド系映画からメキシカン音楽まで豊富。
座席の快適さにウトウトしながらリメンバーミーを2回見て、ところどころ景色を楽しんでいると到着しました。
グアナファトのバスターミナルから市街中心部へは路線バスに乗り換え。
ターミナルを出たすぐ眼前が停留所なので、『セントロ?』と聞いてそうだといわれたら一人8MXNを運転手に渡して乗車します。
グアナファトからメキシコシティへ
翌日メキシコシティへ戻るのも「プリメーラプラス」。
メキシコシティでチケット購入の際に往復で買いましたが、帰りの時間を決めかねていたらオープンチケットを提案されました。
バス料金は2名分の往復で2,500MXN強(約15,500円)。
メキシコシティとグアナファト間の移動時間は約4~5時間となっています。
グアナファトへ行く場合、レオン空港まで空路を利用するも選択肢ですが、チェックイン締切時間(国内線も2時間前まで)や空港からの移動時間(バスで約30分)まで考えると所要時間にそれほど差はありません。
また飛行機の料金は2名往復で20,000円程度になりますので、よほどでなければバスがオススメ。
グアナファトのターミナルはあちこちに日本語の表記を目にしました。
今後、中国語に変えられないようにしたいものです。
有料トイレも使えるのはコインのみですがお釣りが出ます。
帰りのバスは座席を最前列に指定したので、走行中の前方景色も楽しみつつメキシコシティへ。
おやつはリンゴ丸ごと。
高速道路沿いには、まさに一昔前のアメリカ映画にあったようなモーテルやドライブインが見えて、次の機会にはレンタカーでも来てみたいと思わせてくれました。