こんばんは、ごった煮です。
厦門観光では世界遺産のコロンス島に限らずどこに行っても人、人、人でした。
前回の記事はこちらをどうぞ。
=目次=
中国の観光地等級のこと
中国では観光地で「AAAAA国家級旅游景区」と表示されているのを見かけたりします。
これは国家旅游局が観光地の調査を行いA(1A)~AAAAA(5A)にレーティングするもので、旅行時点では中国全土で259か所。
評価の項目は景観そのものから交通アクセスやサービス品質まで多岐にわたり、以外にも高レベルの査定がなされているそうです。
2015年に習近平国家主席の号令で始まったとされる「トイレ革命」もこの一環。
ただ、評価と実際のレベルとの格差や、レーティング維持費のため観光地の入場料が高騰するなどの問題も起きているそうです。
コロンス島へのフェリーは計画的に
厦門で国家AAAAA級とされているのがコロンス島、昨年には世界遺産にも登録されました。
コロンス島へ渡るフェリーは2016年から厦門市民と、観光客など市民以外で埠頭が分けられていて、市民以外が厦門島から渡る場合は東渡碼頭から。
ただ、いつでも混んでるとの情報もあり、観光客が利用できるか確証はないものの大陸側の嵩嶼碼頭から渡る計画にしました。
この埠頭は厦門マリオットのある海滄区にあって、ホテル前からなら海沿いの大通りを路線バスで一本。
10時前に埠頭へ着いてチケットを買おうとすると、満席になると次便が販売される方式のため11時半発の便になっています。
周りには特に観光するところもなく、1時間半待つのは時間が勿体ないと思って厦門島へ渡るフェリーに乗ること変更。
フェリーは1人2元、観光用と異なり生活の足の用途が大きいことが安い理由と思われます。
せっかくなので上階デッキに上がりますが、上階は追加料金が必要で1人1元を係員が回収に。
細かい持ち合わせがなくて100元札で支払いましたが、嫌な顔されずに受け取ってくれたので、両替にもなり感謝です。
厦門島側での着岸は第一碼頭で、ここから東渡碼頭までは路線バスで15分ほど。
このときはお昼前で、チケット売り場へ行くと16時20分の便でした。
時間まで他の観光スポットを回ることにしてチケットを購入し、南普陀寺へ向かいます。
華僑のお寺南普陀寺
南普陀寺は名門厦門大学と隣接してるため、手前のロータリーは大混雑。
待ち受けにするとご利益がありそうな福の飾りが大門の手前にあります。
境内に入るとまさに中華風の庭園な放生池。
仏殿と講堂が奥に向かって一列に並ぶ伽藍配置になっています。
一つずつお参りしながらどんどん奥へ。
伽藍を抜けると背後の五老峰に突入していきます。
巨石に彫られた揮毫の年号は民国紀元、中国本土では既に廃止されていますが残ったまま。
更に進んでいき、黄金の仏の字へ到着です。
この辺りは高台のため厦門市街地も一望。
まだ上がっていけるようですが次の時間もあるのでここまで。
猫だらけの商店街
南普陀寺の近くにあったのが「頂澳仔猫街」。
入り口から猫、ネコ、ねこ。
ちょっと覗いた店では本物の猫とふれ合えるようです。
他にも店員もネコ耳付けた店やら、猫の雑貨だらけの店やら。
ようやくコロンス島観光
出航時間が近くなったので東渡碼頭へもどります。
夕方なのに乗船客はいっぱい。
出航して20分くらいで三丘田碼頭に上陸しました、このとき16時40分くらい。
帰りのフェリーは18時が最終で予約制ではなく先着順となっていて、ちゃんと帰れるのか気になって仕方がありません。
結局、近くの商店街を歩いただけ。
これなら11時半に嵩嶼碼頭からフェリーに乗っておくべきでした。
中山路の繁華街を散策
旅行前に想像していた交易都市厦門のイメージはここでした。
ライトアップと満月まで見れて幻想的に綺麗。
そして今年開通したばかりの地下鉄にも乗りました。