こんばんは、ごった煮です。
過去に城めぐりの一環で訪れた城を紹介します。
今回は近江国長浜城です。
~目次~
太閤秀吉の出世城
【長浜城メモ】
別名:なし
築城者:羽柴(豊臣)秀吉(伝12万石)
築城年:天正2~5年
種別:平城
天正元年の小谷城の戦いの戦功により浅井領を拝領した木下藤吉郎が城持の大名に出世し、翌年より築城を開始。
完成した際に地名を今浜から主君信長より一字拝領し「長浜」に改名したといわれています。
その後、秀吉は出世街道を駆け上がり天下人へ。
長浜城は豊臣家の滅亡とともに廃城、彦根城築城の材料になりました。
後に土佐一国を治める山内一豊や、信長と秀吉より働きを賞賛され、幕末に老中を輩出した内藤家の開祖、内藤信成も城主を務めています。
3重5層の天守閣
天守内部は「長浜城歴史博物館」になっています。
訪問した日は休館日でした。
JR北陸本線長浜駅西口から徒歩7分で、豊公園内にあるので乗換えなどの時間つぶしでも訪問できます。
築城当時は琵琶湖畔に建てられていて、後の安土城のように城内から琵琶湖に舟で出入りできるようにしていたといわれます。
そのため湖岸ギリギリには太閤井址なども。
小谷城や彦根城が近いことや、模擬天守であることが百名城や続百名城に選ばれなかった理由かどうか分かりませんが、見ごたえのある水城でした。
竹生島へ参拝
長浜城見学の後は竹生島神社や宝厳寺などがある竹生島へ。
かわらけ投げの竜神拝所。
かつて日本の秘境100選にも選ばれた信仰の島で、長浜港から汽船でのクルーズでした。
次回の城紹介は不定期ですが、お楽しみに。