こんばんは、ごった煮です。
前回の寺社巡りとご朱印収集に続いて、それ以外の観光の記録です。
前回の記事はこちらをどうぞ
~目次~
梅は咲いたか、梅の名所へ
3月に入って梅もあちこちで咲き出しているので、梅の名所「しょうざん庭園」に行ってみました。
場所は鷹ヶ峰で、迷いの窓と悟りの窓で有名な源光庵や本阿弥光悦の草庵を元にした光悦寺などが周辺にあります。
庭園入場門の脇の白梅はちらほら咲き出しているので期待大。
京都府の木で、数寄屋造りの建物に使われた北山杉も植えられています。
苔むした庭に庭石を配した庭園内を進んでいくと、数寄屋造りの屋敷が建っています。
峰玉亭は手前に紙屋川が流れていて立派な眺めです。
庭園の最奥にある茶花園では盆栽などが展示されています。
そして肝心の梅はというと、全く咲いていませんでした。
庭園の中ほどの小ぶりの紅梅がつぼみが大きくなっているかなという程度。
自然が相手では仕方ありませんので、酒樽茶室などを眺めながら庭園を後にしました。
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太閤秀吉の遺構と美味しい名物
しょうざん庭園を出て千本通に向かう途中には史跡「御土居」。
豊臣秀吉が命じて作らせた京都を取り囲む土塁で総延長は22.5km、ブラタモリなどでも紹介されています。
造られた目的は京都防衛とか堤防とか、洛中と洛外の境を定めたものとか様々。
特にここ、鷹峰街道沿いの御土居は史跡公園として整備されています。
御土居の正面には「光悦堂」という和菓子店があって、名物「御土居餅」を販売しています。
初めて食べましたが、ブラタモリ以外にもテレビで紹介されているようです。
こしあんを薄く柔らかい豆餅で包んできな粉がかかっているという、好きなもの同士の組み合わせ。
餅を買ったあと、ご主人から御土居を囲むフェンスの鍵があるから中に入って食べていくかと聞かれましたが、今回は丁重にお断りして持ち帰りました。
この御土居餅は本当に美味しいですし、次の機会には鍵を借りて中に入って食べたいと思っています。