明けましておめでとうございます、ごった煮です。
今年もよろしくお願いします。
昨年後半から本格始動しているポイント運用についてまとめました。
~目次~
ポイントの運用とは
2016年12月にクレディセゾンが始めたサービスで、「永久不滅ポイント」をセゾン投信の投資信託で運用、その実績によってポイントが増減することになります。
同社のサービスは17年11月末で利用者が8万人、運用額で6億円を超えるまでになっています。
その後、インヴァスト証券、楽天証券などで各自ポイントを利用した運用が始まり、最近ではドットマネーのマネーを運用できるSTOCK POINTが始まったり、Gポイントのポイント運用がトラノテックに加わりました。
ポイント運用の各社の概要
ドットマネー、トラノテック、楽天証券
インヴァスト証券、クレディセゾン、お金のデザイン(開始予定)
各社のメリットとデメリット
陸マイラー的観点から見た各社のポイントをまとめました。
クレディセゾン
セゾンカードはポイントサイトの高還元案件によく出るので、保有しているマイラーも多い。
口座開設が不要というのはハードルが低く、始めるのが手軽。
投資信託は運用スタイルの異なる2種類から選ぶ。
永久不滅ポイント運用サービス|クレジットカードは永久不滅ポイントのセゾンカード
インヴァスト証券
インヴァストカード(イシュアはジャックス)の発行とインヴァスト証券の口座開設が必要(現時点でポイント案件はなし)。
ポイントが自動的に証券口座に移管され、解約時は現金でのみ受け取り。
ETFのCDF(差金決済取引)は仕組みが複雑。
楽天証券
楽天証券の口座開設が必要。
ポイントは1ポイントから利用可能(最低投資額に満たない場合はポイント+現金で利用)。
つみたてNISAでの利用開始も予定(春より)。
解約時は現金でのみ受け取り。
トラノテック
トラノテック投信に口座開設が必要(現時点でポイント案件なし)。
PointExchangeとGポイントのポイントが利用可能。
投資タイミングは月1回のため長期投資向き。
「ポイントで投資」スタート | すべての人を投資家に - TORANOTEC(トラノテック)株式会社
STOCK POINT
開始当初は口座開設不要。
銘柄は指定のなかから選ぶが、株式に投資することができる。
株券に交換する場合受け取り先として、SBI証券の口座開設が必要。
売却してドットマネーに戻すことも可能(2%の手数料が必要)。
お金のデザイン
詳細が不明のため調査中。
資産運用で直接マイルを貯めることもできます
JAL、ANAの提携している資産運用サービスの概要。
JALマイレージモールでお金のデザインが運営しているロボアド「THEO」を利用して資産運用するとマイルを獲得できます。
ロボアドバイザー THEO 店舗情報 - JALマイレージバンク
ANAはANAマイレージクラブでおつりで投資を運営するトラノテックやウェルスナビと提携。
今のところポイント運用のサービスとマイルを貯めるサービスは別ものです。
ご注意ください
投資はあくまで自己責任で行うものとなります。
ポイントを運用するといっても、現金投資を行うのと全く変わりなく運用成果は各自に帰属します。
特に一部の運用においてはレバレッジをかけるので、仕組み等をよく理解したうえで投資判断してください。
ポイントからのみ運用できる場合、ポイント残高によって投資タイミングを逃すことも考えられます。
この記事は投資を推奨するものでも、一部サービスをオススメするものでもありません。
ポイントを運用するというのはとても面白い仕組みと思いますので、もう少し詳しく理解してから始めてみようと思います。