こんばんは、ごった煮です。
最近話題のパンダ!!の前に広州の地下鉄が便利だったこと、広州市内で行ったところの紹介です。
前回の記事はこちらをどうぞ。
広州でも交通系ICカードが便利
広州市内は地下鉄が発達していてどこに行くにも便利です。
旅行直前に路線図を調べていて見つけたのが『羊城通』。
機場南駅の改札にある「地鉄客服中心」で購入できます。
1枚50元(約850円)で18元のデポジットと32元のチャージの内訳。
使い方はPASMOなどと全く変わらず、自動改札のセンサーに当てるだけ。
チャージは各駅構内にチャージ機がありますが使い方が分からず(後で調べると中国の銀行カードが必要らしい)、セブンイレブンでもチャージできますが、1回50元以上で、行った店はレジの機械が故障していてできませんでした。
最終日、日本へ戻るため機場南駅に着いて改札を出ると、爆発物チェックが行われていて白いポストイットみたいなのでキャリーバッグを拭かれます。
西漢南越王博物館を見学
ガイドブックに必ず載っているこの博物館は、広州地下鉄2号線の越秀公園駅のE出口を出て右に進むとすぐに見えてきます。
歩道沿いの敷地の角に、裏口に見えますが券売所がありますのでチケット購入、1人12元(約200円)。
博物館の建物正面。手前の建物には企画展示室と土産物店が入っていて、このときの企画展は宋代の陶枕展。
建物の真ん中を通る階段を上ると王墓遺跡がある中庭へ。王墓遺跡は建築物で覆い保護されています。
遺跡を見学したらいよいよ出土品展示室へ。
入室して間もなくお目当ての『絲褛玉衣』があります。
そして漢代の金印『文帝行璽』は教科書なんかで見ていた金印のイメージそのまま。
館内はとても広く、展示の説明もそこそこに見て回っても1時間以上かかりました。
中国国家一級博物館に指定されているだけに、入場料が安い割に見ごたえは充分です。
「食は広州にあり」広州酒家で朝飲茶
絶対に美味しいはず、と思っていた広東料理の名店『広州酒家』。
特に朝飲茶がいいと調べていたので、文昌南路本店に朝食に行ってきました。
結論からいうと、ハズレではありませんがどれも微妙。熱々だったら多分美味しいのにとにかくヌルい。
朝7時に開店で、8時過ぎに店に着くとほぼ満席。
席に着くとまずはお茶の注文、「プーアルティー⤴︎」というと店員が(・・?)となったので、スマホに漢字を打ち込んで見せて事なきを得ました。
最初の一杯は店員が淹れてくれるので手順を覚えておきます。新しい茶葉の最初の一杯は飲まずに箸を洗うのがマナーだそうです。
鮑汁香葱叉焼腸(葱と叉焼の腸粉)
韮黄原只鮮蝦腸(韮と蝦の腸粉)
瑶柱粟米銀杏粥(ホタテの銀杏粥)
左が陳年果香牛肉焼売(肉団子みたいなしゅうまい)と、右が金匂珍珠威水角(あんかけ入りの揚げもち)
黒松露翅湯小籠包(黒トリュフとフカヒレの小龍包)
上が瑶柱魚籽干蒸焼売(恐らくホタテ貝柱の焼売)、下が経典蟹肉灌湯餃(蟹と椎茸のスープ餃子)
スープ餃子は隣の席のおじさんがオススメしてくれたので注文、注文したなかで一番美味しかった。
蛋黄蓬蓉万寿包(カスタードまん)が売り切れで代わりに頼んだ高桶葡式蛋挞(エッグタルト)、甘さ控えめで美味しかった。
お茶は一人前16元、飲茶は一皿16~25元で2人で190元。
お店のトイレにはトイレットペーパーがありませんでしたので、水に流せるティッシュを持参してください。
食べ終わった後は上下九歩行街を散策して帰りました。
広州酒家以外にも三大酒家といわれる『北園酒家』や『泮渓酒家』もあるので、機会があれば食べ比べして好みの店を見つけたいですね。
次に続きます。