こんばんは、ごった煮です。
人間万事塞翁が馬とはよく言ったもので、エアチャイナでまさかの後は別の意味でまさかでした。
前回の記事はこちらをどうぞ。
~目次~
チェックイン時のフロントは閑散
エアチャイナ871便が空港に到着したのが日付の変わる0時頃、30分ほどで入国審査を通過してUberを申込み、ドライバーからは「クアラルンプールか?」と聞かれながらプトラジャヤマリオットに着いたのが1時を回るころでした。
車を降りるとドライバーがトランクのキャリーバッグを下ろしながら「5つ星をよろしく!」といわれて別れ、外観からはゴージャスなエントランスを入っていくと、ロビーは薄暗くてフロントクラークも宿泊客すら見当たりません。
規模が大きい割に不気味だなと思いながらフロントの呼び鈴を「チーン」とすると、ちょっと上役っぽいスタッフが出てきてチェックイン手続きをしてくれました。
クラブラウンジと朝食会場の説明や住所の確認と、翌朝のチェックアウト後は日本に帰るのかなどの話をしてデポジットを支払いカードキーを受取りました。
部屋に入ってアップグレードにビックリ
カードキーが入っている紙のケースには部屋番号が印字されていますが、そこが手書きで直されていました。その時点では何とも思いませんでしたが、部屋に入るとまず目に入ったのが部屋の中央のダイニングテーブル。それじゃあベッドはどこ?と思い進んでいくと次の部屋がベッドルームになっていました。
入ってすぐの部屋がダイニングルーム。
奥の部屋がベッドルームとなっています。
バスルームのトイレとダイニングルーム側にもトイレがあって更にビックリ。
ダイニングテーブルにはウェルカムフルーツ。
バスローブの紐でバラの花。もう一着はクローゼットに吊るされています。
マリオットなのでアメニティはTHANN。
これだけ広い部屋には慣れていないので、結局ダイニングルームはほとんど使わずに終わりました。
とても広くてカレーが本格的な朝食会場
朝食会場は ホテル1階のレストラン『Signature DISHES』かクラブラウンジですが、やはりレストランにします。ホテルビュッフェなのでヌードルバーやエッグステーションもありますが、事前に調べたところカレーが美味しいと評判でした。
カレーは3種類、あえて選ぶならDhailカレー(豆カレー)がドロドロ系でオススメ。
サンバルは4種類、そのまま食べたら辛かった。
ロティ・カナイは窯で作る本格派でした。
そして、ドリンクコーナーではなく、フルーツのコーナーの裏にひっそりとあったマレーシアのミルクティー「テー・タレッ」が甘さが程よくて美味しかったです。
ラウンジはホテルの規模の割りに小さめ
朝食を食べた後に直行してみました。レストランは時間が経つにつれて混んできましたが、こちらは空いていました。
ソフトドリンクは冷蔵庫から好きなものを取ります。
サラダとフルーツもコンパクトにまとめられています。
ホットミールはあまりなくて、コールドミールが中心。
朝食はレストランで済ませているので、コーヒーとカフェラテを注文、バーカウンターで入れてくれます。
外の様子、高いビルは「メリディアン」と「IOI City Mall」。
そこまで広くはありませんが、周辺の緑を眺めつつのんびりできると思います。
ホテル内の諸施設の利用は次の機会に
朝食会場のレストランの入り口正面に噴水、階段を上がったフロアがフロントとロビーの階となっています。
日本各地の温泉街などにあった「〇〇グランドホテル」みたいな雰囲気を感じます。
噴水のところから外に出ると庭園があって、そこを抜けていくとリゾート風の屋外プール。
プールは結構広くて、奥まで行くとプールにかかる橋とウォータースライダーがあります。
プールから建物に戻るところにスパ。フィットネスセンターも近くにありました。
にゃーさんが見つけたハッピーアワーの案内、40%OFF!
当日は日本へ戻る予定なので時間がなく、プールもスパも利用していません。特にスパのハッピーアワーは珍しいので、次回泊まる機会に利用したいといっていました。
気になるお値段は
公式サイトを見てみると恐らく「ジュニアスイート」にアップグレードされた今回の宿泊ですが、ありえないくらい安く泊まることができました。
ホテルのある「プトラジャヤ」はマレーシアの政府機関を集約すべく開発された土地で、首相官邸などがある他は政府職員の住宅地なので繁華街はありません。
人が集まるところはIOI City Mallのショッピングセンターくらい。
プトラジャヤ・マリオットも観光ツアーでの利用が多いようで、もともとクアラルンプールよりも安い料金設定がされています。
しかもクアラルンプール市内より空港に近かったので便利と思い予約しました。
公式サイトでの予約では350MYR(9,500円)程度、同日のクアラルンプール市内だと500MYR(13,500円)前後でしたので十分安いのですが、比較サイトなどを見ているともう少し安い料金が見つかったため、ベストレート申請もしてみました。
その結果、1泊234.70MYR(約6,400円)となりました。
この価格でマリオットのジュニアスイートに泊まれるとは思っていませんでしたので、今回エアチャイナへ搭乗して驚いたこととは違う意味でまさかの事態が起きました。
今度、時間があるときにゆっくり泊まりたいと思わせてくれるホテルでした。
次に続きます。