こんばんは、ごった煮です。
先日、リッツカールトン東京に宿泊してきました。
世界のリッツカールトンですからいわずもがなですが、なんちゃってチタンの最期を飾る素晴らしい滞在となりました。
宿泊まで
2017年にSFC修行とともに、当時のマリオットプラチナチャレンジに精を出して取得したマリオットプラチナステータス。
その後のSPGとの統合によりチタンエリートとなりました。
2019年の1月末が本来のステータス期限のはずでしたが、2月に入っても、3月になっても変わらずチタンのまま。
チタンの特典を1年間余分に味わうことができました。
そして、2019年3月のカテゴリー変更直前に60,000ポイントで予約しておいたのが今回のリッツカールトン東京です。
一応、六本木の東京ミッドタウンにあるのは知っていましたが、改めて認識したのは今回初めて。
Tokyo Deluxe Room
お昼過ぎにフロントにチェックインに行き、同じフロアの「ひのきざか」でランチを予約していたのでその間に部屋を用意してくれることに。
大満足でそのランチを終えてフロントへ戻ると、まだ部屋が準備中なので終わり次第お呼びしますと。
そのフロントロビー、ロビーラウンジは広いですが、シッティングエリアのソファー数が少なく、立ったままウロウロするしかなかったのがちょっと。
ようやく部屋に案内されて、まず目に飛び込んできたのがこの景色。
眼前の東京タワーとその奥にレインボーブリッジとお台場という、「ザ・トウキョウ」ビュー。
右を向くと高い高い六本木ヒルズを見下ろし、左を向くとビルに隠れるぎりぎりでスカイツリーも見えました。
このデスク引き出しのレターセットに入っている絵葉書の写真、ビルの位置や角度が全く同じ。
まさか、その部屋ごとに見える眺望を写真に使っているかもと思いましたが、真相は次回泊まったときに分かります。
でも、もっと凄いなと思ったのが羽田空港の16L/34R滑走路が見えることと、東京湾を超えて房総半島のほぼ全景が手に取るように一望できたこと。
この辺りは写真ではしっかりと写らないので、実際に泊まって見る価値ありです。
窓際のソファーに座って外を眺めていると、それがもはやエンターテイメント。
プールとヒートエクスペリエンス
プールとフィットネススタジオは宿泊者であれば無料で利用できますが、チタン会員として受けられる特典の一つがヒートエクスペリエンス。
サウナなどのあるスパ施設で、会員でない場合は1日3,000円。
まずはプールで泳いでから。
自分でぬるいペットボトルの水を持っていくと、プールスタッフからこちらをどうぞと冷えた水を渡してくれました。
やはりサービスが行き届いています。
プールの脇には温水のジャグジーも、こっちに入るともうプールに戻れない。
ヒートエクスペリエンスには、ドライサウナ、ミストサウナに温水バス、冷水バスとあって快適。
結局、部屋のバスタブは使わず仕舞いでした。
タワーズのビュッフェ朝食
リッツカールトン東京ではマリオット会員の特典のほか、選択式のギフトの提供があります。
どれにするか非常に悩ましい。
ちなみに3,000円分のミニバーですが、瓶ビールが1本1,500円。
割引金額だけで考えると、スパの15%ディスカウント。
オーソドックスなメニューで40,000円くらいするので、6,000円引きとか。
そして、悩んだあげくタワーズの朝食20%ディスカウントにしました。
ビュッフェ朝食は4,500円で税サービス料別なので、にゃーさんと2名だと軽く1万円越え、普段なら記念日ディナーの金額です。
それでも、これを選んで本当に良かった。
気合いを入れてタワーズに行くと、サラダからパン、和食とどれもこれも美味しい。
ごった煮は、大体どこのホテルの朝食でも美味しいとしかいってませんが、ここリッツカールトン東京のは段違い。
ビュッフェとは別に卵料理などはテーブルオーダー式。
卵料理も手が込んでいて、半熟たまごとか。
最も感動したのがフレンチトースト、外がパリパリで中がジュワーと専門店なんか目じゃないくらいの出来栄えでした。
ひのきざかで鉄板焼
折角のリッツカールトン滞在なのでと思って鉄板焼を奮発、まあランチですが。
通常のオンライン予約では土日だと早い時点で埋まってしまうようで、直前に届いた宿泊部からEメールにランチ予約したいと返信して依頼。
流石、リッツの宿泊部だけあってしっかりと予約を取ってくれました。
コースは締めのご飯にガーリックライスを選べる翡翠。
先付けは、金目鯛の昆布〆と聖護院蕪の雲丹添え。
今や高級魚となって食べることも減った銀鱈、白味噌のクリームソース添え。
京人参ドレッシングのサラダ、生で食べられるカボチャが入っていました。
この日のメインの肉は尾花沢牛、左がフィレで右がロイン。
ステーキでよく聞くサーロインはこのロインのなかの一部分になるそうです。
焼いてもらって、左がフィレで右がロイン。
ごった煮の舌ではそれぞれの違いを認識してくれません。
締めのガーリックライス、この鉄板で調理中の香りだけでも白ご飯いけます。
この後、外の見える席に移動してデザートの酒粕のブラマンシェ。
眼下の迎賓館を眺めながら贅沢なランチになりました。
ちなみに、この「ひのきざか」はリッツカールトン東京の直営ではないため、会員特典のレストラン割引の対象外。
でも、とにかく美味しかったのでオッケーです。
なお、このブログの作成時点(2/5)でもステータスはチタンのまま。
いつ降格するか、本当にソフトランディングはあるのかなど色々とドキドキです。