こんばんは、ごった煮です。
修行をしていると安さやコストパフォーマンスに目が行きがちですが、今回の件ではそれだけじゃないと思い知らされました。
前回の記事はこちらをどうぞ。
シンガポール・チャンギ空港へのルート
ウェスティン・デサルコーストで調べてもらった、シンガポール・チャンギ空港への効率的なアクセスは「タクシー+フェリー」。
ホテルスタッフの説明では、タクシー料金が90MYR(約2,500円)、ホテルからフェリーターミナルまでは約30分。
フェリー料金が一人77MYR(約2,200円)で、出航時刻は18時30分、すべて現金払いが必要になるということでした。
なので、そのルートで帰ることに決めてウェスティンでタクシーを呼んでもらいました。
ちなみに前日には、悪夢のJBセントラルからホテルまでGrab利用で、料金が93MYR(約2,600円)の所要時間は約1時間。
使用する車も、Grabでは「Mazda3(旧車名マツダアクセラ)」の2013年販売開始のまずまず新しめのモデル。
対してタクシーは「日産サニー」、日本では90年代に販売されていたモデルでした。
タクシーは迎えも到着も時間通りで、運転も安心して乗っていられたので不満なことは何もありませんでしたが、これが最新テクノロジーとの差ということを感じさせられました。
Tg. Bngkorフェリーターミナル
日本の感覚からするとこれで国際線のフェリーが出航するの?というくらい地味なターミナル建物。
チケット売り場は左の窓口に申し出て、右の窓口から受け取ります。
余裕をもって17時に着くように来ましたが、出航1時間前の17時半から販売開始でした。
Tanjung Belungkor Ferry Terminal
待っている場所もないので売店内をウロウロしたり、猫の相手をして時間潰し。
17時半になり、パスポートを窓口に提出してチケット購入。
プラスティック製の乗車券とパスポートの内容を転記したチケットを渡されました。
その後、特に指示もないので出発待合室に進んでいきます。
出国審査を受けるカウンターも、係員が来たのは1か所のみ。
1番最初に待っていたのですぐ通過できましたが、慌てずとも5分も待てば通過できます。
ゴルフバッグなどの大型の携行品は別料金(12MYR)で、フェリーへの積載と荷下ろしのポーターサービスも。
フェリー搭乗
乗船するフェリーは「ファルコン3号」。
桟橋の隣にはインドネシア、バタム島行きのフェリーが停泊していました。
桟橋の反対側は油田か何かを掘削しています。
船室内はクーラーがついていますが窓がとても汚く、景色を見るため屋上のデッキへ。
大型荷物のゴルフバッグやカイトサーフィンなどの積載が完了したら、20分ほど遅れて出航です。
離れ行くデサル、また来るよ。
航路が決まっていて、グーグルマップで表示される国境線上を航行していきます。
マレーシア側の海底油田と夕日を見ながら進みます。
そして圧巻はチャンギ空港にアプローチしてくる飛行機が真上を通過していくこと。
内海なのでほとんど揺れることもなく、30分くらいでチャンギ・フェリー・ターミナルに到着。
チャンギ・フェリー・ターミナル
入国審査のカウンターは4か所あったので並ぶほどでもありませんが、入国カードは必要なので事前に作成しておくことをオススメします。
シンガポール側のフェリーターミナルもとても地味。
ここの問題もターミナルからの移動手段。
ロータリーには誰かがあらかじめ頼んである送迎車くらいしかいません。
そして、ターミナル建物付近ではGrabが呼べないようになっているらしく、チャンギ・コースト・ロードまで出てから手配。
そこまで出ると一応バス停もありますが、それほど頻繁には来ない様子です。
また周辺にはGrabCarがおらず、到着まで15分くらい待ちました。
車の通りも少なくて閑散としたところなので、通りがかりの地元サイクリストなどが「どこに行くの?」とか声をかけてくれます。
Grab頼んで待ってるというと、「あー」って納得してくれますが。
どちら側のフェリーターミナルともにその後の足の手配が必要で、特にマレーシア側はGrabのエリア外なのでタクシー一択です。
ウェスティンのスタッフからはフェリーで来る場合、時間に合わせてタクシーを手配してくれ、料金は130MYR(約3,600円)とのこと。
次来るときは連絡してねっていわれました。
今回のトータルの移動料金としては、往路はチャンギ~ジョホールバルのシャトルバスが二人で20SGD、ジョホールバル~ウェスティンのGrabが93MYR、合計で約4,300円。
復路はウェスティン~フェリー乗り場がタクシー90MYR、フェリーが二人で154MYR、フェリー乗り場~チャンギ空港のGrabが21SGD、合計で約8,500円。
フェリー利用の方が高くはありますが、入出国審査がほぼ待ち時間なしでいけるのは、ただでさえ時間が惜しい旅行中には重要。
この地上移動の手配をしっかり準備しておけば、デサルコーストでの快適なリゾートが楽しめそうです。